今回はちょこっと気になる部分の掃除の裏技について、何点かご紹介していきたいと思います。
気になる照明器具
照明器具は、意外にも汚れやすい部分になっています。
気づかないうちにホコリがたまっていたりします。
すぐ手が届くところにあり、まっすぐな蛍光灯のようなものであれば、掃除も比較的簡単かもしれませんが、照明器具の中には高い位置にある上に、形も複雑で掃除しにくいといったケースがあります。
しっかりと消毒用エタノールを使ってとまでは必要のない程度で、ちょっとカラぶき程度したいけど、細かいところまでうまく拭き取れないといったときに効果を発揮してくれるのが、『木綿の靴下』です。
最近では静電気でホコリをとるナイロン製のものや軍手でも良いのですが、なければ『木綿の靴下』を手にはめて、照明器具を軽くなでるようにしてホコリをふき取っていきます。
ホコリが多いならば、その後、固くしぼった雑巾で拭き取ると良いでしょう。
また、柔軟剤を小さじ1杯ほど柔らかい布に染み込ませて拭くと、ホコリがつきにくくなります。
しつこい照明器具の汚れ
照明器具についたタバコのヤニなどのしつこい汚れは、雑巾などで拭いたぐらいでは落ちてくれません。
そんな時は、ホコリを取ってから100倍程度に薄めたアルカリ性洗剤で拭き掃除をします。
最後にカラふきをして仕上げます。
ちなみに電球のしつこい汚れは、洗剤液をしみこませたティッシュペーパーをはりつけて、しばらくしてからはがすと汚れが落ちます。
困った布張りソファーのホコリ
布張りのソファは、ホコリがつきやすく、汚れにも弱いので掃除しにくい部分の一つです。
もちろんこまめに掃除することが大事です。
ソファにからみついてしまったホコリは、粘着力のある液を染み込ませたロールを使って取っていくと、簡単に取ることができます。
ソファの隙間に対しては、掃除機の隙間用ノズルで吸い取ると良いでしょう。
困った布張りソファーのシミ
布張りのソファについてシミについては、まずその前段階としてホコリをしっかり取り除きます。
それから、中性洗剤をボールに入れて割りばしを束ねて泡立てます。
こうしてできた泡を布張りソファのシミの上に乗せて、乾いたスポンジで拭いとります。
こうした作業を何回か繰り返した後、最後に水で固く絞った雑巾で拭き取り、ドライヤーで乾燥させると、シミがとれます。
合成皮革のソファーの場合は
ソファが布製ではなく合成皮革の場合は、基本的には汚れたとしても布製とは違い簡単に水拭きできます。
しかし、毛垢や毛髪の脂分などがこびりついてしまうとなかなか落ちません。
そんな時は、油性の汚れを落とすガラス用洗剤をぬるま湯で薄めて、固く絞った雑巾で拭き、最後に水で絞った雑巾で何度も拭いて、洗剤が残らないようにします。