例えば、入学したり入社したり、何かの機会に集団で集まったときなど、まず自分に合いそうなグループを見つけて話しかけたりして、友達を作ろうとしたりします。
だいたい、自分に似たグループを探してという人が多いようですが、そんな中、ちょっとあのグループはちょっと今はパスしておこうかなという場合もあったりします。
自分が似ているなと思うグループで、あなたが見下しやすい人のタイプがわかる
人間は、自分と似た人を肯定的にとらえる一方で、自分と似ていない人を低く評価する傾向があります。
何かの機会に、友達をつくろうとあなたは自分に似たグループを探しています。
すると次の4つのグループを見つけました。
さあ、あなたはどのグループに入ろうとするでしょうか。次の4択から選んでみてください
『A』
みんなが体を乗り出すようにしてしゃべっていて、話が盛り上がっているグループ
『B』
お互いに「どうぞ」と譲り合いながら、順番ににこやかに発言しているグループ
『C』
静かで、一人一人がちょっと離れていて、誰かが話すまでに間があるグループ
『D』
自分はどのグループの人とも似ていないし、どのグループにも入りたいとは思わない
みんなが体を乗り出すようにしてしゃべっているグループに入りたい人
このグループに入りたい人は、おとなしい人や地味で目立たない人を、つまらない人間だなと思う傾向があります。
一緒にいても退屈だし、自分より能力が低そうと過小評価し、友達になっても得るものはないなと考えがちです。
だから自分がつまらないと思っていた人が、何か才能があるとわかると負けた気分になったりします。
お互いに「どうぞ」と譲り合って発言しているグループに入りたい人
このグループに入りたい人は、協調性のない人をみると、なんて自分勝手なんだと批判的で冷たい目で軽蔑する傾向があります。
人より目立ちたがっている人や、自由人で自分の好き勝手なことをしている人あ、わがままで非常識な奴と感じてしまいます。
実際には、自分も自由にしてみたいという気持ちもあるのですが、逆に自分にはそれができないから許せないと思う側面もあります。
静かで一人一人が離れているグループに入りたい人
このグループに入りたい人は、活発でおしゃべりな人や、自分に自信がある人をみると、引いてしまうところがあります。
そういう人達の言動が、厚かましくてデリカシーに欠けると考えてしまい、一緒にいると疲れると感じてしまいます。
また、「よくあんあことができるよね、恥ずかしくないのかな」と思ったりすることもあります。
どのグループにも入りたいとは思わない人

どのグループにも入りたいと思わない人は、自分の機嫌をとってくれる人だけが好きという傾向があります。
だから、自分よりも目立っている人や、周りにかわいがられている人を見ると目ざわりに感じたりします。
みんなが楽しそうにしているときも、急に不機嫌になったり、落ち込んだ様子を見せて、気を引こうとするような面もあります。
もっとも、これらは、心理学的にそういった傾向がある人が多いということで、もちろん誰にでも当てはまるものではありませんし、珈琲ブレイクの話題というぐらいに考えると良いかと思います。