評価される人の共通点とは | 薬剤師トピックス

人間は社会生活を営んでいくうちに、他人を認識する能力を身につけ、「誰かから認められたい」という感情を抱くようになります。

このような感情は承認欲求と呼ばれていますが、バランスが大切です。

承認欲求は努力へのモチベーションになるので大切なものですが、それが強すぎるとお金・地位ばかりを追いかけているなんていうことにもなりかねません。

評価されている人の共通点

「どんなに頑張っても、全然上司に認めてもらえない。」
「自分はもっと評価されるだけの仕事をしているのに、なぜ評価してもらえないんだ。」
こんな悩みをかかえている人も少なくないと思います。

しかし、皮肉なことに「評価してほしい」と思っている時に限って、あまり評価してもらえないものなのです。

それでは、人に評価されている人は、どんなことをやっているのでしょうか?

確かに、同じ仕事をしていても評価される人と評価されない人がいるのは、人間の感情の問題、つまりその人に対する好き嫌いという面が無いわけではありません。

しかし、評価されている人というのは、自分の評価を意識するのではなく、どれだけ自分以外の人のために役に立てるかを常に意識しながら仕事をしているというケースが多いと思います。

例えば、勤めている会社がある製品を作っているとするならば、その製品やそのサービスを通して、どれだけ人々の役に立つことができるのかという視点をもつことが大切なのです。

そう考えることが、自然と会社の役に立つことにもつながり、評価されていくのです。

アピールするのは悪いこと?

「いや、自分は製品やそのサービスを通して、多くの人々に役立ちたいと思い、一生懸命仕事をしているよ。
社内での実力はもちろん、顧客にもいろいろ喜んでもらっているよ。
でも上司の見る目がないから評価されないんだよ。」

という人もいると思いますが、もしかしたら、上司へのアピールが足らないのかもしれません。

日本人は、よくアピールするなんて良くないことだという考えの人も多くいると思いますが、別に評価なんて気にしないよという人ならともかく、評価してもらいたいのであれば、上司に自分をアピールするのも仕事のうちと割り切った方が良いでしょう。

そうしたアピールの努力もしないで、上司に見る目がないからだと愚痴っても状況は改善しないでしょう。

人間は思っていることが顔や態度に出るもの

「自分が評価されないのは上司の見る目がないからだ。自分はもっと評価されていてもいいはずだ。」

なんてことを心のどこかで思いながら仕事をしていると、ふとした瞬間にそれが顔に出たり、態度にでたりするもので、そうしたものは周りにも伝わってしまいます。

アピールもしないで上司の陰口を叩いている暇があるのなら、粛々と自分磨きをするべきなのです。

もちろん、自分は評価なんか気にしないという人も多いと思います。そういった人は無理にアピールする必要性もないでしょう。

自分の信念に基づいて、仕事をしていけば良いのです。

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