郵送や電話でのアンケートの問題点 | 薬剤師トピックス

一口でアンケートと言っても、その方法はいろいろあります。

アンケート調査をどこで依頼するのか、どんな方法でいらいするのか、アンケイートの回収はどうするのか、どういった調査方法にするのか、実にいろいろな方法があります。

アンケート調査の種類

アンケートの方法はいろいろとあります。

アンケートの調査員が実際にお宅を訪問してアンケートを依頼する訪問面接調査や訪問留め置き調査、街頭や施設等に調査員が訪問して行う街頭・来場者面接調査や街頭・来場者自記式調査や会場アンケート調査などがあります。

情報通信手段が普及している現代では、郵送調査、電話調査、インターネット調査などもあります。

アンケートを依頼する場所で考えると、街頭・路上で行われる場合、イベントなどの会場で行われる場合、施設や職場などで行われる場合、インターネットで行われる場合、新聞や雑誌のアンケート、そして自宅で記入するアンケートがあります。

自宅で記入するアンケートのうち、調査員が直接訪問する場合を除くと、その回収などに注意が必要になってきます。

電話調査アンケートでの注意

電話による調査は非常に簡単で便利です。

最近では、詐欺防止対策で留守電にしている人も多く、なかなか協力してくれないなど難しくなってきています。

詐欺を警戒して留守電にしている人がかなり多い
そもそも電話が嫌いで出たくないという人が増えている
スマホで友人・知人以外は出ないという人も多い
音声なのでアンケートに時間がかかるので敬遠される
そもそも自動音声なんて失礼! ふざけるな! 何様のつもりだと思ってるんだ
個人情報などをあまり知られたくないので協力したくない

よほど魅力的な内容であるか、それ相応の見返りがないと、電話にすら出てもらえない確率がかなり高いでしょう。

それでもコンピューターで自動的にどんどん電話をかけまくれば、下手な鉄砲数打ちゃ当たるで回答数はきちんと出せるでしょうが、相手方に失礼だと思われたり、いやがらせに全くウソの回答をされる可能性もあります。

あまり喜ばれないアンケートの取り方ではあるでしょう。

郵送調査アンケートでの注意

郵送の場合は、事細かくアンケートをとることも可能になってきますが、面倒がられるという壁はあります。
いちいち記入して、ポストに出しに行くのが面倒くさいと思う人も多いかと思います。

謝礼品などの見返りにより回収率を上げることができるでしょう。

郵送調査の注意点は、時間がかかるということです。
アンケート票を発送してから返送されてくるまで、2~3週間は時間をみないといけません。

FAX調査アンケートでの注意

FAX調査にすれば、事細かな内容まで調査できるし、ポストに出しにいくというハードルもありません。
パソコンからFAX番号登録先へ一斉自動送信をすることもできます。

しかし、そもそもFAX番号は電話帳には載っていませんし、FAXを受ける側に用紙代を負担させることになります。

事前通知しておいて、回収のみFAXで送ってもらうのが良いでしょう。

調査依頼は郵送し、FAXでの回答も可とする方法もあります。

ネットを使ったアンケート

最近では、インターネットを使った調査のほうが主流になってきています。

ウェブサイトにアンケート用のページを作ったり、Eメールを送ったり、アプリを利用して調査したりするアンケート法が主流になっています。

ただ、個人情報の面を気にする人がいるので、会員に対するアンケートとか、きちんとした自治体が行っているアンケートという場合はいいのですが、不特定多数にアンケートを取りたいという場合には向いていません。

ウェブサイトでのアンケートは、そのページを閲覧した人でなければ見れませんし、Eメールをいきなり送っても警戒されて開かれないまま終わってしまうでしょう。

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