3つのタイプのリーダー、優秀なリーダー | 薬剤師トピックス

リーダーは、組織や集団を率いて、メンバーを統率し、成果をあげなければなりません。

優秀なリーダーには、『交流型リーダーシップ』、『変革型リーダーシップ』、『フルレンジ・リーダーシップ』の3つのタイプのリーダーシップがあると言われています。

理想のリーダーシップとは何なのか、リーダーシップにはどういったタイプのものがあるのかみていくことにしましょう。

人々をまとめる交流型リーダーシップ

リーダーに求められる資質として、チーム内の人々をまとめて、目標達成へと導いていく力になります。

『交流型リーダーシップ』は、チーム内の人間関係に気を配りながら、目標達成のために人々をまとめて目標達成に導いていくという能力があるタイプになります。

仲間に対する優しさや思いやりがなければ人はついてきませんし、時には厳しく、時には優しく、目標達成に導いてくれるリーダーが、交流型リーダシップになります。

リーダーシップのスタイルを目標達成機能(P行動)と集団維持機能(M行動)の2つの視点から考えた『PM理論』というものがあります。

『PM理論』によると、リーダーシップのスタイルとして、目標達成能力も統率能力も両方優れている『PM型』、目標達成能力は優れているが集団をまとめる力は弱い『Pm型』、逆に集団をまとめる力には優れているが目標達成をしていく能力が弱い『pM型』、目標達成する能力も集団統率能力も弱い『pm型』があります。

『交流型リーダーシップ』は、チーム内をまとめて目標を達成していく能力をもったリーダーシップなので、『PM理論』における『PM型』に対応したリーダーシップということになります。

集団の自己変革を生み出していく変革型リーダーシップ

変化を続ける社会において、対応し続けていくために、将来の変化を的確に予測し、メンバーに変化を促し、長期的な目標を提示していく力を持っているのが『変革型リーダーシップ』です。

変化を予測し、目標を提示し、それを達成するための手順などを示し、自ら率先して組織を変革していくリーダーシップになります。

個人だけでなく、全体が自己変革の能力を身につけていくことができます。

ハイブリッドタイプのフルレンジ・リーダーシップ

『フルレンジ・リーダーシップ』は、『交流型リーダーシップ』と『変革型リーダーシップ』を併せ持ったリーダーシップです。

つまり『フルレンジ・リーダーシップ』は、双方の能力、チーム内の人々をまとめて目標達成へと導いていく能力も、、将来の変化を的確に予測し、メンバーに変化を促し、長期的な目標を提示する能力も持ち合わせています。

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