物を買うとき、昔は現金を出してというのがほとんどでしたが、最近ではクレジットカード決済だったり、QRコード決済アプリを使たりするケースも増えてきています。
進むキャッシュレス
日本のキャッシュレスの歴史を紐解いてみると、１９６０年代にクレジットカードが登場したところから始まります。
当初は日本国内のみの利用でしたが、海外でも利用できるクレジットカードが登場し、広まっていきました。
インターネットが普及し、ネットショッピングも盛んになってくると、そこでもクレジットカード決済が行われるようになりました。
クレジットカードは、キャッシュレス決済の中心的な位置づけになっていて、２０２２年の日本のキャッシュレス決済額の約８４％がクレジットカードによるものになっています。
クレジットカードは、利用する際にサインを求められたり、暗証番号の入力を尾止められた李しますが、クレジットカード会社と契約をしている店舗では、少額ならサインレスで決済ができるようになっているため、スーパーやコンビニでもスピーディーな決済ができるようになり利便性が上がっています。
さらに、クレジットカードと言えば、端末に差し込んだり、スライドさせるというイメージがありますが、最近ではタッチ決済もかなり増えてきていますし、クレジットカード情報をスマホに登録するデジタルカードなども一般化してきて、カード自体を持ち歩かなくても済むよう、ますます便利になってきています。
審査・年会費・有効期限
クレジットカードは、審査が行われ、借入状況や支払い状況、職業やきんむさき、年収などが審査されますが、デビットカードについては原則審査がありません。
また高校生を除く満１８歳以上が申し込み可能で、ゴールドやプラチナなどのカードは、満２０歳以上とか、満２５歳以上とか、さらに年齢制限がある場合があります。
ＱＲコード決済アプリの場合は、利用者が未成年の場合は、親権者の同意が必須ですが、年齢制限はなく、基本的には審査なしで利用することができますが、クレジットカードを利用した後払いなどは、審査が必要なケースもあります。
年会費については、クレジットカードもＱＲコード決済アプリも、基本は無用です。
しかし中には年会費が必要なクレジットカードや、利用実績があると翌年の年会費が無料になるといったものがあります。
クレジットカードには、だいたい一般的には３年から７年の有効期限がり、有効期限が近づくと、その１～２カ月前に新しいカードが届くようになっていて、更新されますが、利用状況によっては、カード会社の判断で更新されないケースもあります。
一方、ＱＰコード決済アプリは、有効期限がありません。
アプリで表示するＱＲコードには、表示してから５分間というような形での有効期限はありますが、切れても更新すればすぐ利用できるので問題ありません。
支払い方法や限度額など
クレジットカードの市ｈ来ほうほうは、原則は１回払いで手数料無料になっていますが、２回払いやボーナス一括払いというような方法もあります。
リボ払いや分割払いについては、別途手数料がかかります。
支払い限度額は、カード会社や利用者の年収などによって決まっています。
ＱＲコード決済アプリは、基本は現金やクレジットカードをチャージして利用する前払い方式、登録しているクレジットカードで支払いする後払い方式、現行口座から引き落とされる即時払い方式などがあり、その種類やランク、支払い方法によって、支払い限度額は変わってきます。
また１回につき、過去２４時間につき、１カ月につきといった形で支払い限度額が決められています。
