発想の引き出しを増やしてくれるChatGPT | 薬剤師トピックス

ChatGPTについて、今までのGoogle検索で検索のキーワードを入れてたところを、話し言葉でそのまま質問できるようになった、つまりすぐに答えが返ってくるYahooの教えて!みたいに考えている人もいるかもしれません。

確かにそういった側面もありますが、もっといろいろな使い方ができます。

単なる検索ツールとしてだけではもったいない

ChatGPTの登場で、世界のビジネスシーンががらりと変わるのではないかとも言われています。

特に、情報収集とその分析の分野においては、大きく変わってくるでしょう。

ChatGPTの場合、知りたいことをそのまま聞いても、もちろん教えてくれるでしょうが、情報収集の手段自体をそのまま質問できますので、自分が思いつかなかった視点を得ることができ、発想の引き出しが増えます。

自分が気づかない視点の気づきは、今まででしたら会議室に複数人集まり、いろいろとアイデアを出し合ってる中で生まれてきたりしましたが、ChatGPTを使うことで、そんなことをしないでも、一人でいて自分の発想の引き出しを増やしていけるのです。

例えば、「〇〇について情報収集したい」とか、「どんな観点で情報収集すれば、〇〇で気づきがありそうですか」というように、単なる検索ツールとしてではなく、それを活用し答えを導き出していく手法までも教えてくれます。

発想の引き出しが増えて広がるという点では、使い方によっては非常に有用なツールになります。

もちろん、どんな観点でぶbんせきすればいいのかといった質問をすれば、今まで人間の頭で考えていた段階のことまで、教えてくれたりします。

こんなに便利だと、逆に人間が頼りすぎて頭を使わなくなってしまう恐れがあり、それが一番怖いところです。

頭を使わないと、退化していってしまい、ChatGPTによって、人間の脳が退化しどんどんバカになっていくのではないかという懸念を持つ人もいます。

やっぱり知識はあったほうがいい

AIだ、ChatGPTだというと、その知識量はとうてい人間はかないません。

膨大な知識は幅広い分野に渡って知っているんだから、人間はただ質問するだけで、そんなに知識はいらないよねと思うかもしれませんが、やはり知識はあるにこしたこごはありません。

例えば、ChatGPTに質問するときに、より明確で具体的な質問をしたほうが、正確な答えが返ってきますし、求めている回答に近いものが得られます。

「NBAのMVTPは誰?」と質問するよりも、「2022年にNBAのMVPに選ばれた選手は誰ですか?」と聞いたほうが、ずばりの回答が得られます。

質問の内容の正確性、完全性が高いほど、正確な答えが返ってきます。

アイデア出し、引き出しを増やすのにどう利用するのか

ChatGPTは、企画準備やアイデア出しにおいても、使い方によっては非常に便利に使えます。

広告代理店の仕事のあり方ががらりと変わってくるかもしれないくらいです。

ターゲットは〇〇で、展開可能で今までにないアイデアを10個出してください。

目的はこれこれこうで、ターゲット市場はこういったところで、費用はこれほどでなどとしぼって質問すれば、回答してくれます。

人間が何時間もかかって頭ひねって考えていたことが、ぽんぽんと出てきます。

はじめから考えると大変ですが、これをベースに検討したり、これに加えて新しいアイデアを出していくことで、効率的に仕事を進められることになります。

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