SNSに関連した用語はたくさんありますが、その中から、よく出てくるものをピックアップしてみました。
SNS
まずは、SNSとは何ぞやということですが、SNSはsocial networking service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略になります。
Facebook、Twitter、Instagram、LINE、mixiなどがその代表例になります。
SNSには、シェア機能によって情報拡散力という他のメディアにはない大きな特徴があります。
SNS利用者の目に留まった情報は、一瞬で多くの人にシェアされ拡散されていきます。
そのため、良質な情報であれば非常に大きな話題となり役に立っていく一方、悪質な情報であれば炎上にもつながってしまいます。
SNSの情報は、単にSNSだけにとどまらず、テレビ番組などでも紹介されたりして、さらに拡散していく時代になっています。
SNSの特徴として、マスメディアのように一方的な情報伝達ではなく、双方向でのつながりができ、コンテンツをとどけたり、リアクションももらうことが可能になっています。
SNSをやっていると、「友人の友人の友人の友人の友人」が有名人だったというようなこともあり、世の中狭いなと実感することもあるかもしれません。
アーカイブ
『アーカイブ』とは、関連する複数のファイルやデータをひとまとめにして管理・保存しておくことです。
例えば、画像データなら、撮影年別にフォルダーにまとめたり、行った旅行ごとにまとめたりといったことになります。
リテラシー
最近よく、健康リテラシーとかいう言葉を耳にしたりしますが、『リタラシー(Literacy)』とは、ある分野について知識があって、それを使いこなせる能力ということになります。
健康リテラシーというと、ネット上にあふれているいろいろな健康情報を正しく取捨選択し、生活に役立てていく能力ということになります。
リプ、リプライ
『リプ』は『リプライ(Reply)』のことで、Twitterで他人のツイートに返信することです。
リムる
『リムる』は、リムーブ(remove)のことで、フォローしていたアカウントのフォローを解除することです。
ファボ
『ファボ』は、『ファボる』とも言われ、主にTwitterで使われますが、Facebook や Instagram でも使われます。
『ファボ』は、「いいね!」を押すことです。お気にいりの「Favarite」をローマ字読みして「ファボ」と言われるようになりました。
SNSマーケティング分析で使用される用語
SNSマーケティングでよく出てくる用語で、これだけは押さえておいたほうが良いというものを厳選してみました。
リーチとインプレッション
『リーチ』と『インプレッション』は、SNSにおいて特定の投稿が何人に表示されたかを表す指標になります。
つまり、情報がユーザーへ到達した数値を示すものになります。
『リーチ』と『インプレッション』の違いは、SNSのメディアによる違いで、Facebook や Instagram では『リーチ』、Twitter では『インプレッション』という形で示されます。
Facebookページの投稿を、ユーザーに届かせてリーチを獲得するための最も有効な手段は、広告になります。
Facebookページでは、広告を併用していな投稿はユーザーにリーチするのが極めて難しくなっている一方、広告を利用すると一定数のユーザーに確実にリーチすることができるのです。
Twitterのインプレッションは、フォロワーのタイムラインから起こり、フォロワーがリツイートすることで、情報が拡散されていき、多くのユーザーに到達していきます。
Twitterももちろん広告を使って、ツイートのインプレッション数を増やすこともできます。
Instagramについていうと、FacebookのシェアやTwitterのリツイートなどに該当する機能がなく、Instagramでのリーチ数を上げるには、Facebookページ広告を利用するなどの方法があります。
PVはインプレッションとどう違う?
『PV(ページビュー)』は、ユーザーが見たページ数になります。
見られた数なら、インプレッションもPVも同じじゃないかと思ってしまいがちですが、違います。
ある人は、1ページに3つの広告が掲載されているページを1回見て、しばらくしてからもう1度同じページを閲覧したとします。
この場合、そのページを見ている人は同一人物なのでリーチは1、しかしページは2回見られているのでPVは2になります。
さらに広告は1回見られるごとに3回表示されることになるので、インプレッション数は3×2=6になります。
エンゲージメント率
『エンゲージメント』は、投稿に対してユーザーが起こしたアクションの総数になります。
そして『エンゲージメント率』は、ファンの数に対して1投稿あたり得たエンゲージメントの割合になります。
アクションの総数つまり『エンゲージメント』は、SNSのメディアによって違ってきます。
Facebookは、「いいね!」+「シェア」+「コメント」になります。
Twitterは、「いいね」+「リツイート」+「URL・ハッシュタグ・ユーザー名などのクリック」になります。
Instagramは、「いいね!」+「コメント」になります。
この『エンゲージマント』を、Facebookでは「ファン数」、Twitter や Instagram では「フォロワー数」で割った数字が、『エンゲージメント率』になるのです。