人間、誰しもがいつまでも若々しくいたいと思うのは当然のことだと思います。
そこで、最近では、肌再生医療が、肌のアンチエイジングに利用される技術になってきています。
肌再生医療って何?
『肌再生医療』というと、火傷跡やケロイドの治療のために行われるものというイメージがあると思います。
『肌再生医療』を簡単に一言でいうと、自分の正常で綺麗な状態の肌の細胞を取り出して、それを培養して、自分の肌に移植する治療法になります。
肌のアンチエイジングというと、ヒアルロン酸の注入やボトックスなど、異物を体に入れるというほうほうがありますが、肌再生医療の場合は、自分の細胞を使うことから、美容業界ではいろいろと注目をされている分野でもあります。
肌のアンチエイジング
肌のアンチエイジングということで、日本では主に『美容整形』、『美容エステサロン』、『肌再生バイオ医療』といった選択肢があります。
美容を目的とした『肌再生バイオ医療』では、ヒアルロン酸やボトックスのように体に異物を注入するのではなく、紫外線や不要な油分で酸化していない綺麗な細胞を保ちやすい場所として自分の耳の裏から細胞を採取して、それを培養し、活性化させた若い細胞を直接肌に補充していきます。
もちろん、過度な期待は禁物で、肌再生バイオ医療を受けたからといって、魔法のように昔の肌が再生できるわけでもありませんし、何十年も若返るというものでもありません。
肌再生医療について第一人者であり、Youtubeチャンネルも解説している皮膚科医でもあるセルバンク社の北條元治先生は、数字で表すと、2~3年の若返りなのかなとおっしゃっています。
もちろん、施術を受けた後、しっかりとスキンケアをしていく必要があります。
肌のアンチエイジングで大切なこと
日本では、ここ数年で、多くの方が美容医療を手軽に受けられる機会が増えてきていて、美容外科などでも悩みごとに細かく対応できる施術が豊富にできてきています。
しかし、その結果を知るには、早くても5年から数年という長いスパンでものを見ていかなくてはなりません。
流行や新しい情報を鵜呑みにするのではなく、まずは、それらを行い続けた10年・20年後には、どのように影響があるのかを慎重に分析し自己責任のもと選択していかなければなりません。
もちろん、分析した結果、やっぱり『美容整形』、『美容エステサロン』、『肌再生バイオ医療』はやめておこうという選択肢もあります。
まずは、肌のアンチエイジングということであれば、肌の活性酸素を増やさない生活を心がけ、ストレスを上手に発散し、バランスの良い食生活と十分な睡眠と適度な運動、加えて日頃の良質なスキンケアが基本になってきます。