マスカラ(mascara)は、アイメイクの最終章とも言われ、睫毛を太く長くし、目を大きく上下左右に広げて見せる効果があります。
実施に目が大きくなっていなくても、睫毛が広がった分、目のサイズは大きく見えるのです。
そして、睫毛1本1本の存在感を増すことで、瞳がより引き立って見えるのです。
そんなマスカラには、いろいろなタイプのものがあります。
機能性からみたマスカラの分類
マスカラには、いろいろなタイプがあります。
『ウォーターレジスタンスタイプ』のものは、ワックスやファイバーを原料として作られていて、耐水タイプになっています。
このタイプのものは、一般的なマスカラに比べて、汗や水に落ちにくいという特徴を持っています。
『フィルムタイプ』のものは、乾くとやわらかい樹脂で作られる耐水性の薄膜コーティンフィルムを掲載することにより、水に濡れてもにじみにくいという特徴があり、ウォーターレジスタンスタイプの1形態という見方もできます。
専用のクレンジングがなくても十分に落ちますが、カール性能となるとウォータープルーフタイプと比べると若干落ちてしまいます。
『ウォータープルーフタイプ』は、酸化鉄や固めのワックス系皮膜がもとになった防水タイプのもので、塗ると揮発して密着し、汗や皮脂にも強いのが特徴です。
一方で、親油性の基剤が使われているため、皮脂量が多い人の場合は、かえってにじみやすくなってしまうこともあり、専用のリムーバーも必要になってきます。
ロングラッシュ、カールアップ、ボリュームアップ
『ロングラッシュ』は、睫毛が短いという人に適していて、睫の濃さ・太さといった量感よりも、睫1本1本の長さを強調することに優れていて、その多くは繊維が入っていて、これが睫毛とからむことで、長さを出していきます。
『カールアップ』は、睫毛のカールを持続させることに優れたもので、睫毛を根元から上向かせ、カール効果を持続させます。
『ボリュームアップ』は、睫毛の長さよりも、睫1本1本の濃さ・太さを強調することにすぐれていて、マスカラ液に厚みがあり、量感たっぷりの量感がるたっぷりのインパクトを演出できます。
マスカラ前のビューラー3分割の法則
マスカラを使う前に、ビューラーでカールづけをしますが、そのときに役に立つのが3分割の法則です。
根元から3分割、つまり3回に分け、やさしく形づけていくと上手くいきます。
まずは根元から、ビューラーを睫毛の根元にあて、3~4回軽く握って形づけを行います。
一握りごとに位置を少しずつずらしていきます。
次に睫毛の中央から少しずつ位置をずらしながらカールアップしていきます。
最後に、睫毛の毛先をやさしくグリップして握っていきます。