プレゼンでコイツはできると思わせる方法 | 賢脳トピックス

プレゼンで差がでるのは、やはり質問タイムです。こちらが準備していったとおりの手順で、スライドを使って説明するのは比較的簡単にできますが、質問タイムになると、人によってその差が出やすくなります。

質問タイムに相手から質問された場合、相手が何を知りたがっているのかを適格に理解し、しっかりと満足いくレベルで答えられてこそ、プレゼンでコイツはできると一目置かれるようになるのです。

やはりプレゼンにはしっかりとした準備が大切

プレゼンでこちら側がしゃべろうとすることを、スライドにまとめ、リハーサル通りにしゃべるのは比較的簡単です。

問題は、質問タイムで、ある意味、アドリブになります。

もし、自分はアドリブは苦手だという人は、想定される質問について、その答えをあらかじめ用意しておけばいいのですが、それにはしっかりと準備しておかなければいけません。
たとえば、

「今回のキャンペーンで、どのくらいの売上の伸びが見込めると思いますか?」と質問されたときに、
準備不足だと、「2割ぐらいのアップを期待しているのですが・・・」というような回答になってしまいます。

準備をしっかりしておくと「過去3年間のデータをもとにシュミレーションしてみましたところ、23%の伸びという数字になりました。昨年の同時期のキャンペーンの結果は18%の売上増ということでしたが、今回よりもキャンペーンの規模が小さかったので、今回はこの数字は越えるものと考えています。」

というように具体的に回答すると、全然説得力が違ってきます。

相手から聴かれそうな質問をあらかじめ想定しておいて、それについてしっかりと下調べの準備をしておく努力で、プレゼンでコイツはできると思わせるコツになるのです。

プレゼンで賢そうに見せる常套句

プレゼンするときに
「ポイントは3つあります。」「ポイント1は***、ポイント2は***、ポイント3は***になります。」みたいに、最初にポイントの数をいって、そのあと端的に短いフレーズでそのポイントを紹介すると、相手は全体像をつかみやすくなり、メリハリがあるので印象にも残りやすくなります。

プレゼンで賢い枕詞

プレゼンで
「この新商品の開発では、マーケティングがカギを握っていると思います。そこで緻密なマーケティングから発想が産まれ、商品コンセプトが考えられ・・・」みたいなもっともらしい説明を、生半可な知識でひけちらかしたり、知ったかぶりをすると、その場にマーケティングの専門家などがいた場合、すぐに化けの皮が剥がれてしまい、底が浅いと思われてしまうリスクがあります。

そんな時、「聞きかじりで恐縮なのですが」とか「それほど詳しいわけではないのですが」と一言最初に言っておくだけで、付け焼き刃の知識をひけちらかしてという反感はかわずに済みますし、むしろ可愛いヤツと思われるかもしれません。

さらに、それが付け焼き刃の知識ではなく、しっかりとした確かな知識であれば、専門家の域の知識をもっているのに奥ゆかしい品格のある人だと評価もあがることもあるでしょう。

枕言葉一つで、人の印象も変わってきてしまいます。
こういった言葉を効率よく使える人が、賢いプレゼンができるのかもしれません。

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