どうせ勉強するなら、ノートやペンなどについても考えてみるといいでしょう。
ノートを書くときは、ほとんどの人が何の疑問も持たず、黒いペンをや鉛筆をもっていると思います。
学校では、ノートやペンについてもオススメを指定したりしています。
でも、もしかしたら、使っているペンやノートで成績が変わってくるかもしれないのです。
ペンを持つなら青いペン
『本当に頭がよくなる1分間勉強法』等の著書があり、学習法についていろいろと提言されている石井貴士氏によると、ノートを書くときは黒いペンではなく、青ペンを使うと良いそうです。
青で書くだけで、1.1倍記憶力が上がるとしています。
なぜかというと、青は寒色で集中できる色なので、無意識のうちに集中状態に入ることができ、集中するので記憶力もアップし、勉強の効率化が図れるというのです。
ペンの持つところも青になっていると、そのペンを見るだけでも集中状態が作れるのです。
色にはものすごい力があって、犯罪が多発する地域で、壁の色を青にしたところ、犯罪をしようとする人が青い壁を見て、冷静になって犯罪が激減したという話もあるそうです。
ペンの太さは0.7mm
ペンは、学校でもよく推奨されているのが、0.5mmのシャープペンシルです。
実際に文房具屋でのシャープペンの芯も、0.5mmを中心に品ぞろえされています。
ところが、石井貴士氏によると、書かれている文字が1.4倍太くなれば、1.4倍記憶も太くなるということを主張されていて、芯の太さは0.5mよりも0.7mmの方がよく、0.7mmの青色のボールペンを愛用しているとのことです。
以前は、小学校ではシャープペンシルを使う場合、HBの0.5mmというのが標準と言われていた時代もありました。
ところが、記憶のためには、HBよりも色が濃くでる2B、そして太さは0.7mmのものが良いのです。
ノートよりもルーズリーフ
小学生は、基本はノートを使います。
しかし、中学生、高校生、大学生になってくると、ルーズリーフを使う人が出てきます。
ルーズリーフは1枚1枚切り離せて便利なのですが、バラバラになったり、整理整頓が苦手な人だと、うまくまとまらないといった懸念があります。
しかし、いろいろなものを勉強し、記憶していくという観点からすると、ルーズリーフのほうに軍配があがります。
例えば、学校で鎌倉時代の授業があり、塾でも鎌倉時代の授業があった場合は、ルーズリーフの場合、それを一カ所にまとめることが容易にできます。
多角的に勉強していくのであれば、フレキシブルに使えるルーズリーフがオススメなのです。
以上のことをまとめると、勉強して覚えていくためには、0.7mmの青色のボールペンで、ルーズリーフに書いていくのが効率的ということになります。
勉強の方法はいろいろありますし、人それぞれ性格や好みも違いますので、一概にどのやり方がいいということは言えませんが、学習法にいろいろと詳しい石井貴士氏のやり方については、参考にしてみるのもよいかもしれません。