数字を瞬時に憶えてしまう簡単な方法 | 賢脳トピックス

よく買い物にいってものの値段などは特に覚えようとしなくても頭の中に入ってくるのに、人の名前は覚えられないという人がいます。

それとは逆に、人の名前は覚えられるんだけど、数字となるとなかなか覚えられないという人もいます。

数字や英単語がなかなか覚えられないのはなぜ

憶えるのが苦手なものの中に、英単語や数字があります。

なぜ、こうしたものを憶えるのが苦手な人が多いのかというと、初めて憶える英単語は、今までの日常生活にも登場してこない初めてのもので、発音なども全く初めてお目にかかるものだからです。

そして、数字が覚えにくいというのは、数字自体が意味を持っていないため、無味乾燥な数字の羅列を憶える場合、イメージがつきにくく憶えにくいのです。

例えば、テレビのCMで電話番号などを語呂合わせで広告したりしているものがありますが、そうしたものは1回聞くだけで記憶に残っていたりするものです。

例えば、昔ハトヤのテレビCMがあり、電話番号に「いい風呂(1126)」というのがありましたが、これだけで無味乾燥な4桁の数字が意味をもって頭に入ってきます。

記憶術の本にある数字変換法

このように憶えにくい数字ですが、記憶術の本などを読むと、数字を日本語に変換して、それをイメージして憶える方法がいろいろと書いてあります。

良く行われているのが、数字をひらがなに変換して、それに該当するような言葉に当てはめる方法です。

そして、数字を2桁ずつに区切ってイメージしていく方法です。

例えば、93688451という8桁の数字を憶えたい場合は、93(草)/68(老婆)/84(橋)/51(鯉)とします。

そして、草を食べた老婆が橋の上で大きな鯉を釣り上げたというようなイメージをすれば、なかなか忘れにくくなります。

数字をそのまま憶えてしまう

このように記憶術の本には、数字を2桁ずつ区切って、それぞれの2桁の数字は、その数字の読み方から連想できるような単語をあらかじめあてはめておきます。

例えば93は「草」でもいいですし、「薬(ク・スリー)」でもいいですし、「組(くみ)」でもいいのです。

そして、93という数字に対しては、その場その場で、イメージを結びつきやすいものを、草や薬や組の中から選んでいけばいいのです。

しかし、こんなやり方だと変換が面倒だという人もいます。
また音で憶えるのが得意という人もいます。

こうした場合は、10桁ぐらいの数字までなら、そのまま数字の音を憶えてしまう方法があります。

例えば、先ほどの93688451の場合、音にすると「キュウサンロクハチハチヨンゴーイチ」となり随分と長くなってしまい、憶えにくくなってしまいます。

そこで1数字1音を原則に次のようにしてみます。

「クサロヤハシコイ」、つまり「クサロヤハシコイ」という8文字の言葉を憶えるのと同じことになります。

これを何回か暗唱すると、意外にも憶えてしまうものです。

ちょっとした短期記憶として頭の中に残しておきたいようなときも、このように1数字1音にして憶えてしまうと、数字に戻すのも楽ですし、瞬時に憶えることができます。

最新情報をチェックしよう!