世の中には、いろいろな日常のことに対する裏技やアイデアが存在します。
今回は賢い生活術としてそんなアイデアの中からおススメのものをピックアップしてみました。
机のボールペン汚れを落とすには
勉強机や仕事机、ちょっとした不注意でついてしまったボールペンや油性マジックの汚れ。
雑巾でこすってもこすっても、なかなか落ちません。
そんな時に大活躍するのがヘアスプレーです。落としたいボールペンや油性マジックの汚れのところへ、シューっと少し吹きつけます。
あとはティッシュペーパーで拭き取ればきれいに落とすことができます。
油性の汚れですので、油性のものを溶かす溶媒が入っているものや、油などで落とすことができます。
ヘアスプレーの場合は、油性のものを溶かす溶媒が入っているのですが、ヘアスプレーが無いという場合は、マーガリンやバターなどを布につけてこすってもよいでしょう。この場合は、油をもって油を制すといった考え方です。
さらに界面活性剤を含んでいる中性洗剤を薄めた液で拭き取る方法であれば、シミはできません。
ニス塗りのテーブルの輪ジミを消したい
テーブルに輪ジミができてしまっているけど、なかなか落ちないという悩みをもっている人もいると思います。
なぜ輪ジミができてしまうのかというと、熱い湯のみや急須、鍋などを直接テーブルの上に置くと、ニス塗りのテーブルであれば、熱に弱いところから、熱がある部分が輪ジミになってしまうのです。
輪ジミの処理で重要なことは、ついてしまったらすぐに処理するということです。
輪ジミができてしまったら、布にアルコールをつけて輪ジミの外側から内側に向かって軽く拭きます。
手元にアルコールが無いという場合は、マヨネーズを薄く塗りこんでから柔らかい布で拭いてもかなり輪ジミが見えなくなると思います。
ラッカー塗りのテーブルの場合には、水を湿らせた布にたばこの灰をつけて輪ジミのところをよくこすればかなり取れます。
洗いにくいカットグラスもこれでOK
カットグラスは、よくウイスキーを飲むときなどに使われる、彫刻や切込み細工が施されたグラスで、細かい溝がはいったものです。
屈折率が高く輝きがあるガラスに溝を切り込んで模様をつけることで、屈折・反射作用を利用して装飾効果を出したガラスですが、その細かい溝に汚れがたまってしまうという欠点があります。
いくら丁寧にあらっても溝に汚れがたまってしまいます。
なぜならば、水道水に含まれているミネラルが水垢となってついてしまうからです。
こうした汚れを落とすには、使い終わったレモンに塩を少しかけてこすります。
レモンの酸が汚れを落とし、塩がクレンザーの代わりになります。
最後にレモンの匂いが取れるまですすげばOKです。