記憶力をアップするパワーフード、「TKG&納豆」 | 賢脳トピックス

今やTKGとまで略されるようになるくらい人気となっているのが卵かけご飯です。

なーんだ、ご飯に卵を乗っけてぐじゅぐじゅぐじゅって混ぜればいいんでしょ?と思いきや、クックパッドにもいろいろとそのバリエーションが載っています。

混ぜ方、ちょい足しの仕方など、調理のバリエーションはどんどん増えていっていますが、このTKG、納豆と一緒に食べることで、記憶力アップのパワーフッドになるのです。

卵かけご飯はすばらしい賢脳食

卵かけご飯の卵には、脳の記憶形成を助けるコリンが多く含まれています。
コリンは、記憶や学習に深く関わる神経伝達物質でもあり、コリンを多く摂ると学習能力が25%もアップしたという研究報告もあるくらいです。
また、アルツハイマー病や認知症の予防などにも効果があるとされています。

《参考》
教えて!たまご先生
https://www.yodoran.com/oshiete-tamago/health/post_7.html
コリン-日本養鶏協会
https://www.jpa.or.jp/chishiki/no17/006.html

さらに卵には卵黄レシチンが豊富に含まれています。

レシチンは脳細胞を構成する物質で、神経伝達物質であるアセチルコリンの合成成分にもなっています。このレシチンを十分に摂取することで、記憶力や集中力・判断力といったものが強化され、学習効果や作業効率がアップするといわれています。

卵かけご飯のご飯(米)は、言わずもがな炭水化物で、ブドウ糖が豊富にブドウ糖が含まれていますので、脳の唯一のエネルギー源とされていますので、卵かけご飯で、コリンとレシチンとブドウ糖が一度に摂れるのです。

納豆も卵に負けない賢脳食

納豆といえば、大豆から作られますが、納豆といって連想される成分は、大豆イソフラボン・大豆レシチン・納豆キナーゼです。
大豆レシチンは、卵黄レシチンと同様に、神経伝達物質であるアセチルコリンの合成成分になるなどで、記憶力を高める成分として知られています。

納豆キナーゼは、血栓を溶かす酵素で、記憶力や認知能力を低下させてしまう可能性がある細かい脳血管の血栓ができるのを抑えてくれます。

美味しくて頭にも良い『卵かけご飯』+『納豆』は注意が必要

『卵かけご飯』+『納豆』は、美味しくて頭にも良いんだったら言うことなしということですが、実は注意点があります。
それは卵の白身に含まれている『アビジン』という卵白のたんぱく質です。
卵白に含まれている『アビジン』は、納豆に含まれている『ビオチン』の消化吸収を妨げてしまうのです。

『アビジン』が『ビオチン』と結合することによって、『ビオチン』が吸収できなくなってしまうのです。
せっかく『ビオチン』が豊富な納豆を摂っても、卵白の『アビジン』により吸収率が低下してしまうのです。

ビオチンは美容ビタミンともいわれるビタミンで、髪や爪の健康を維持するのに重要なビタミンです。さらに皮膚の炎症を改善して新陳代謝をアップしてくれるため美肌効果も期待されています。

もし、『賢脳』のほかに『美容』ということも気にするのであれば、『卵白』と『納豆』の食べ合わせがあまり良くないということになります。

『卵かけご飯』+『納豆』をうまく食べる方法

『卵白』と『納豆』の組み合わせがビオチンの吸収を下げるということで問題ということでした、これを回避する方法をご紹介します。

対策1

そもそも生卵がNGではなく、卵白がNGなので、卵白を取り除いて卵黄だけをつかって卵かけご飯にする

対策2

『納豆』と相性が悪い『卵白』に含まれる『アビジン』は熱に弱いという性質があります。
したがって卵を生ではなく加熱して半熟にしてから納豆を一緒にすれば、とろりとした黄身の食管も保ちつつ、美容効果も損なわずに、『卵かけご飯』+『納豆』をいただくことができます。