頭の回転が速い人と聞いて、どんな人をイメージするでしょうか。
一度聞いたことや見たことはしっかりと覚えているとか、機転が利くといったようなことで、平たくいうと勉強ができる人、仕事ができる人というイメージだと思います。
頭の回転が速い人のイメージ
- 質問されたことや疑問に対して、素早く的確に応えることができる。
- 相手に合わせて話題豊富に会話ができる。
- 複数の仕事を同時に効率よくさばける。
- 想像力があり次から次へとアイデアが出せる。
- いろいろなことを正確に覚えていて記憶力がいい。
- 同じ時間で人よりも仕事量をこなせて集中力がある。
- 仕事などで問題が起きたとき、臨機応変に対応することができる。
頭の回転が速い人になるために
頭の回転が速い人には、普段から仕事にも問題意識をもっていたり、人一倍勉強したりと普段の努力を怠らない地道さというものがあるのでしょうが、もし、普段からそういう努力をしていても、いざという時に十分に力を発揮できない人もいます。
そういった人たちに共通しているのが、リラックスです。
スポーツでも、練習の虫で、練習のときにはすごいパフォーマンスするのに、いざ試合やレースとなると、思うように活躍できないという人は、ここぞという大事な場面で緊張してしまい、ガチガチになったり、頭が真っ白になったりして、実力が発揮できません。
もちろん、ほどよい緊張感も大切ですが、緊張しすぎて落ち着きを失ってしまったら、実力は発揮できません。
たとえ集中力がある人でも、記憶力が良い人でも、緊張してしまうとその力を発揮することができなくなってしまいます。そして、自分はこんなもんじゃない、こんなはずじゃなかった。自分はもっとやれるはずなのにと、心にモヤモヤが残ってしまったりします。
リラックスしようと思えば思うほど緊張してしまうジレンマ
緊張とはやっかいなもので、リラックスしなければと思えば思うほど、逆に精神的にも肉体的にもリラックスできなくなってしまうものです。
それでは、なぜ意識してしまい思うようにリラックスできないのかというと、それは緊張する、リラックスするということは潜在意識によってコントロールされているからです。
人間は2つの意識でコントロールされていて、1つは、はっきりと自分で自覚できる意識で、何かを使用とする意志や自分の考えである顕在意識、そしてもう1つは、意識されない無意識である潜在意識です。
どうしたら、リラックスできるのか
試験のときも、プレゼンのときも、頭の回転が速い状態を維持したいのであれば、普段からの切磋琢磨・努力ということが前提にありますが、いざというときリラックスした状態を保つことが大切です。
それでは、自分では意識できない潜在意識によって、どのようにリラックスした状態を保つかというと、それは、リラックスした状態をできるだけたくさん体験して、潜在意識に記憶させておくことです。
つまり自分で意識的にリラックス状態を作り出すことが大切です。