脳を鍛える3つの方法 | 賢脳トピックス

人間の記憶は、短期記憶長期記憶に分かれます。ものを覚えるといったん短期記憶として脳の前頭葉に収納されます。

そして、脳の滞納皮質全体に収納される長期記憶にするためには、何度も繰り返すことが必要になってきます。

こうして長期記憶となっていくわけですが、長期記憶となったとしても、取り出さないでいると忘れてしまいます。

そのため、長期記憶に入った記憶は、時折、前頭葉に引き出して、スクリーンのようなところに映し出す必要があります。

学習をするにあたっては、覚えることよりも取り出すこと、インプットよりもアウトプットのほうが重要になってきます。

学んだこと覚えたことは、人に話してアウトプット

学んだことは、アウトプットしないと定着しません。

インプットした記憶は、時々アウトプットしないでいると、定着せずに忘れてしまいます。

学習したり覚えたりしたこてゃ、自分の中にため込まないで、人に教えるとかしたほうが頭に残ります。

人に教えるために、記憶を引き出しますので、記憶の虫干しにもなるのです。

ボーっとしてみる

ボーっするというと、何も考えずにただボーっとしていると馬鹿になってしまうのではないかという心配もあります。

しかし、人間はボーっとする時間も大切なのです。

現代社会になって、仕事では常にパソコンと睨めっこ。電車やバスに乗っても、多くの人がメールをしているのか、ゲームをしているのか、ネットサーフィンをしているのか、スマホの画面にくぎ付けにあっています。

朝起きればメールをチェックし、ちょっとした時間には友達のSNSをチェックし、仕事のメールをチェックするといった感じですが、このように、時間の空白を奪うスマホは、ある意味、学びと記憶にとっては強敵なのです。

人間の脳は、夜寝ている間や、日中ボーっとしている時間にリラックスしていて、その時間に働く脳部位がデフォルト・モード・ネットワークで、記憶を司る海馬もその一部です。

ボーっとしている時間は、ムダのように見えますが、こうした時間こそが脳を整えるのにとても大切な時間なのです。

自分の中を検索してみる

自分の中を検索するとはどういうことかというと、思い出せないことがあっても、すぐにネットで検索したい気持ちを抑えて、頭の中で検索してみることを指します。

もし、思い出すことができれば、その記憶に関して思い出す経路が強化されます。

度忘れした場合も、すぐにググらないで思い出すようにしてみます。

度忘れで出てこない、自分は知っているんだけど側頭連合野から扁桃が来ない状態ですが、そこで粘って思い出せれば、ドーパミンが放出されて脳の思い出す回路が強化されます。

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