30代になると丸暗記力が落ちる | 賢脳トピックス

学生のころは、テストで一夜漬けしたとき、短時間で多くのことを覚えられたのに、最近はなかなか覚えられないという人も結構多いと思います。

30歳を過ぎてくると、20代までは苦も無く覚えられたという人でも、丸暗記に関して記憶の定着率が悪くなったと感じたりするでしょう。

トリ肉って何の肉?

テレビをみると、昭和生まれ人間 vs 平成生まれ人間 というコンセプトで、『トリ肉って何の肉?』というクイズ番組があります。

昭和人間からみていると、「えっ! 平成生まれ人間ってこんなことも知らないの?」と思ってしまったりもします。

そこで言われているのが、平成生まれ人間は、自分に必要がないもの、自分に興味がないものは覚えようとすらしない、だから知らないというのです。

昭和生まれのころは、受験でもなんでも知識偏重世代で、物をいっぱい知っている人が賢くてえらいという時代でした。
そのため、受験でも理屈ぬでとにかく何でも暗記して頭の中に叩き込めということで、特に生活に関係なくても、興味がなくても、理屈なしに覚えるクセがついているのかもしれません。

しかし、若いころは特に興味がないことでも覚えられていたのが、歳とともに興味のないことはなかなか覚えられなくなってきます。

これは、脳に入ってきた情報を整理する海馬が、若いころは強靭であったものが衰えてくるからと言われています。

30歳を過ぎてからは今までのやり方では覚えられない

30歳にもなると海馬がだんだんと衰え始めてきますので、丸暗記が苦手になってきます。

学生時代のように、詰め込み方式で覚えようとしても、なかなか覚えられません。

そこで「おもしろがる」ことを大切にして覚えていく必要があるのです。

頭の記憶に残すためには、「これは初めて知ったけど面白い」、「これは仕事に使えそうだから覚えておこう」といったように覚えようとする対象に強い興味をもつことが大切です。

歳をとると物覚えが悪くなる原因の1つは興味

確かに、年齢を重ねるとともに、物事がなかなか覚えられなくなるというのは、脳の機能の問題もありますが、興味・気持ちの問題も関係しているのではないかと思われます。

歳をとると、いろいろと経験をしてきて、物事にあまりワクワクしなくなってしまいます。
同じことをしても、子供の頃はワクワクしていたのに、今はちっともワクワクもしないという経験がある人も多いと思います。

若いころはいろいろと遊びにも行ったけど、最近は遊びに行こうとも思わないという人も結構いると思います。
いろんな経験をしてきて、経験する前から、「ああ、これはこんなものか」と最初に頭で考えてしまって、興味がわかなくなってしまうという点があります。

物事を覚えるのに大切な要素の1つが興味を持つことということを考えれば、歳をとっていろいろなものに対して、興味が持てるものが少なくなってくるというのは、歳をとってから物覚えが悪くなってくる原因の1つかもしれません。