ストレスで仕事や勉強にやる気が出ない時の対処法 | 賢脳トピックス

仕事や勉強を始める前に、ストレスを感じていたらなかなか集中できず、効率が悪くなってしまい、さらなるストレスを溜め込むことにもつながりかねません。

仕事や勉強の前に、気分転換として珈琲をいれたり、チョコレートを食べるというようなルーティンを持っている人もいると思いますが、他にもとっておきの方法があります。

ストレスはある意味、合理的なシステム

ストレスなんかなければ、もっと幸せに暮らせるのになと思う人もいると思いますが、実はストレスは体にとって大切なものなのです。

例えば、夏、暑いなと感じるのはストレスになりますが、そうすると人間は動くのがおっくうでもその場を立ち去って、涼しいところに移動するか、冷房のスイッチを入れるか、または水を浴びに行くといった行動をとります。

そうするとストレスが解消されるわけですが、こうして自然のうちに体に熱がこもるのを避けているのです。

もし、暑くてもストレスを感じなければ、そのまま暑い中に長時間居て、熱中症になるリスクが高くなってしまいます。

仕事や勉強も同じで、好きな仕事や勉強であればともかく、この仕事をしなければならない、勉強しなきゃけないとなると、脳は体にストレスを与えてしまいます。

人間というものは、本来怠け者な生き物なので、怠けていたほうがいいのです。

資格試験にしろ、受験勉強にしろ、仕事をしなければいけない、勉強をしなければいけないと『ストレス』がかかることで、その『ストレス』を解消するために、書類を広げたり、テキストや参考書を開いたりするのです。

そうすることによってストレスが解消されるからです。

えっ!? 仕事や勉強をはじめたら、なおさらストレスが溜まるんじゃないの? かえってストレスがひどくなるんじゃないの? という恐れがあると思いますが、実際に仕事や勉強を始めれば、ちゃんとストレスは解消されるのです。

別に仕事や勉強をはじめなくてもストレスは解消するのだが

実は、「仕事をしなければいけない」「勉強をしなければいけない」と思って、「仕事をしろ!」「勉強をしろ!」と脳が命令を送ることでストレスが溜まってきます。

これに対して、とりあえずといって珈琲をいれたり、チョコレートを食べたりすると、脳としていい成果が得られたので、まあこれでいいやとなってしまいます。

しかし、「仕事をしなければ」「勉強をしなければ」ということは残るので、問題は残ってしまいます。

「ストレス=やる気」と書いたカード

そこでオススメの方法が、「ストレス=やる気」と書いたカードを作るのです。

実は、ストレスを感じることで、それに対する行動を起こすことから考えると、ストレスは、最終的にやる気を促すものなのです。

であるならば、『ストレス』をそのまま『ストレス』と感じるのではなく、これは『やる気』のエネルギー源なんだと思い込むと良いのです。

そのために、「ストレス=やる気」と書いたカードを作り、それを読み返し、意識づけをすると良いでしょう。

やる気が出ないときは、最初に仕事や勉強にかかる時間をはっきりさせ区切りをつけたり、仕事や勉強のイメージを最後まではっきりさせると良いでしょう。

それでも先送りにしてサボりたい気持ちが強い場合は、とりあえず10%だけでも取り組んだり、10分やって1分休むというようなことをしてみると良いでしょう。

考えがまとまらないときは、気分転換にメモを持って散歩をしてみるのもいいかもしれません。

最新情報をチェックしよう!