TOEICのスコアをアップするにはやはり速読がかかせない | 賢脳トピックス

語学の勉強は、他の科目や他の資格試験と違って、どちらかというと体育・運動系のものと似ています。

常にトレーニングで、地道に努力している人が勝つのです。

語学の勉強に王道なし

勉強というと、いかに楽して効率的に良い点数を取るかということになります。

語学以外の科目ですと、試験に出そうなところをピックアップして傾向と対策を練り、そこを記憶術なども使いちゃっちゃっととにかく覚えまくってしまえば、知識偏重型の試験はたいていは良い点を取ることができます。

しかし、語学となると、英単語を1万語覚えていようが、2万語覚えていようが、英文法の参考書をしっかり頭にいれて勉強していようが、それだけで良い点をとることはできません。

特にTOEICになると、リスニングとリーディングになりますが、とにかく時間との勝負です。

語学なので、もう瞬時に理解していく能力が求められるからです。

語学の勉強にスポーツに似ている

語学の勉強はスポーツによく似ています。

例えば、ボールに握り方、バットの持ち方、打席での構え方、バットの振り方などを一生懸命教科書で勉強しても上達しません。

とりあえずお手本のような打撃ホームは作れるでしょうが、野球が上手くなるのはとにかく実践です。

もちろん基礎的な筋力トレーニングは必要ですが、それがついたら練習あるのみになります。

ある程度の英単語を覚えて、文法を勉強したら、いかに長文を速く読み、内容を理解できるかという能力が問われてくるのですが、これは理屈ではありません。

とにかく慣れです。そのためには普段から英文を速く読む練習をするしかないのです。

筋トレして筋肉モリモリになり、教科書で理想的なバッティングフォームを身につけたからといって、150kmもの剛速球やするどくまがる変化球が打てるようになるかというとそうはなりません。

もう筋肉の使い方を何度も何度も練習することにより、考えなくてもできるようになるまで身につけていかなければなりません。

英文を速く読むというのもこれと似たようなものです。

英文を読むときは時間との追っかけっこも意識して

英文を読むときは、常に時間を測りながら読むことをオススメします。

家で問題集を解いたときはすごい正解率なのに、いざテストとなると全然解けず時間も足らなかったということになるのは、普段から時間を意識して速く読むことをしていないからです。

そのためには、少々難易度を下げたものをスピードを出してどんどん読み進めていく練習を行うことがオススメです。

実際に、TOIECに関して言えば、私大の大学入試などと違って、それほど難しい単語も出てこないし、出てきたとしても回答するのに支障がない部分であったりします。

英文の文章自体、複雑な構文のものはほとんどありません。

もともと内容を相手に理解してもらうためのビジネス文書ですので、複雑な構文を精読というよりも、英文で書かれた大量の資料やメールをいかに速く読んで対処できるかが問われるのです。

だからこそ、それに慣れるためにも、普段からストップウォッチ片手に、時間に制限をかけて英文を速く読む練習をすることが大切なのです。

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