助動詞の should の使い方 | 賢脳トピックス

英語の助動詞といえば、can、may、willなどがありますが、コミュニケーションをとる中で相手に正しく意見を伝えるには助動詞が使いこなせることが必須条件になってきます。

そこで今回は、助動詞の1つである should に焦点をしぼってみていきましょう。

should の基本的用法

should の基本的用法としては、~すべきである~するのが当然である、または~するはずであるという意味になります。

Young and healthy people should give their seats to their elders.
(若くて健康な人たちは、高齢者に席を譲るべきである。(譲るのが当然である。))

このように、should は、ルールや法律、あるいは道徳によって課された主語の義務・責任・行為を表すときに使われます。

もっと強い意味合いの場合は、must が用いられます。

You should know it because I've told you before.
(君はそれを知っているはずだ。以前、私は君に話したからだ。)

shouldは、当然そうなるはずだという話し手の推量を示すときにも使われます。

If節に現れたshould

should は、if節に現れると、もし万が一~するならば、~するだろうというような意味になります。

仮定法過去としての用法で、話し手が未来のことに関して、起こる可能性が低いことを想定した場合の表現になります。

『If + 主語 + should + 動詞の原形』という形で使われます。

If you should lose the card, we will replace it for free.
(万が一、あなたがカードを失くしたなら、無料で代わりのものを差し上げます。)

shouldの用法の応用編

should の用法は、義務・責任・行為に対する使い方であったり、仮定法過去の使い方が一般的です。

一般的によく出てくるパターンですが、すこし変わった用法をご紹介します。

『that S should do』の形になっている場合は、should を~すべき、~するはずという訳語で考えていると、頭をかかえこんでしまうことになりかねません。

主観的感情・判断の表現としての that S should do

It is surprising that she should ask him out.
(彼女が彼をデートに誘うとは驚きである。)

主観的感情や判断を表す表現の後に、『that S should do』の形がでてきた場合は、「~するとは」という意味になります。
should がでてきたら、「~すべきである」「~するはずである」と訳すものと思っていると、訳すのが難しくなってしまいます。

要求・主張・命令・提案の表現としての that S should do

They insisted that he should be banned from attending.
(彼の酸化を禁止するように要求した。)

要求・主張・命令・提案の表現の後に、『that S should do』の形がでてきた場合は、「~するように」という意味になります。

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