仕事をするとき注意したい「ウチ」を連発する人 | 薬剤師トピックス

一緒に仕事をするときに、相手のちょっとした言葉に注意を向けていると、十人十色、いろいろなクセがあります。

ちょっとした口癖は、その人の基本的な考えなどを反映している場合が少なくないので、注意してみることも大切です。

もちろん、すべてがすべて当てはまるというわけではありませんが、可能性の問題として考えておいてもいいかもしれません。

ウチの部署では

取引先相手に対して、よく「ウチの部署では・・・」「ウチラの考えでは・・・」と言ったりしている人をよくみかけます。

中には、「俺ら・・・」と言って見たり、「手前どもは・・・」などと何か仁義ものの映画をみているような言い方をしている人もいたりします。

聞いているだけならクスっと笑えるということで済むのですが、一緒に仕事をするとなると、身に降りかかってくる問題です。

通常、ビジネスで使うならば、「私の部署では・・・」とか「当方では・・・」という言葉が適切であるかと思います。

まあ口癖で全てを判断してしまうのは問題ですし、変な口癖の人でも、立派にきちんと仕事をこなす人もいます。

でも確率論的には注意しておいたほうがいいかもしれません。

なぜ「ウチ」が要注意なのか

ウチに話を戻しますが、ウチという言葉は「内」、「身内」という言葉を表しています。

心理学者によると、ウチを使う人は、精神的に自立しきれていない未熟な男性が使うことが多いらしいのです。

しかも、聞いた相手は、自分たちの身内に対して「ウチ」と言っているので、裏を返せば無意識のうちにあなたは「外側」の人間だと主張されているように感じる人もいるかもしれません。

実際に、共同で仕事をする場合、話していて「ウチの部署では・・・」みたいな言い回しをされたら、あなたは共同で仕事はしているものの、身内ではなく外側の人間、つまりよそ者ととらえられている可能性すらあり、しかも、よそ者を排除する傾向が強く、契約を結んだり、親しくなるのは難しいかもしれません。

聞いてもいないのに疲れた自慢する人も要注意

仕事上のパートナーが、こちらが話題にもあげてないし、特に聞いてもいないのに、疲れた自慢をする人がたまにいます。

「疲れた~」、「あのさ、昨日は徹夜しちゃってさ・・・」と言ってきたりする場合です。

人間関係を円滑にするための枕言葉やリップサービスかもしれませんが、直面している仕事に対して、弱腰であったり、自信のなさが現れている場合があります。

「疲れた~」、「あのさ、昨日は徹夜しちゃってさ・・・」ということを言い分けにしようと、失敗したときの自尊心を守るための予防線にしている可能性があるのです。

これと同じで、「昔はこうだったんだよ」って昔自慢する人は、今の自分に自信がないために過去の栄光を口にしている場合があります。

人は無意識のうちに自分の後光を探そうとします。

すべての人があてはまるわけではないので、こういう傾向があるという程度で人間観察してみるぐらいのつもりでいるといいかもしれませんね。

最新情報をチェックしよう!