ビジネスの場において、交渉は避けて通れません。
よく言われるのが、伝えたいことと、伝わったこととは違うということです。
そのために必要になってくるのがコミュニケーション能力になってきます。
やっぱり初対面が大事
何でもそうですが、特に初対面の人と会う場合には、初対面が大切になってきます。
人間はどうしても、はじめて会った時の第一印象を結構引きずるものなのです。
ある人は、相手の会社を評価するときに、朝、会社に行ってみた時に、どれだけの人が元気に「おはようございます」と言っているか、何かお礼を言うべきときに「ありがとうございます」ときちんと言えているか、ここを見るらしいのです。
最低限、あいさつぐらいはしっかり
日頃のあいさつは習慣なので、毎日意識していると自然と身につくものですが、「おはよう」や「ありがとう」という習慣がきちんとできている取引先は、信頼度がグッとアップするそうです。
人間はどうしても初対面だと、なかなか会話が進まないものです。
これは人それぞれの性格もあることですが、相手に素の自分をわかってもらうことができなくても、あいさつぐらいはできるだろうと考える人は少なくなく、きちんとしたあいさつをしてもらうことで、相手も気持ちがいいものです。
人物としての印象はあまり強く残らなかったとしても、誠実さは感じてもらうことができるでしょうし、少なくとも悪い印象は与えないでしょう。
あいさつがきちんとできているということは、けじめがしっかりしているということにつながり、しいては信頼が置けそうだというようになるものなのです。
まずは日常の挨拶からきちんと行うことが大切です。
職場のしきたりや社風にもよるのでしょうが、最近では、職場にいっても「おはようございます」や「お先に失礼します」も言わない人もいますが、最低、この2つぐらいは言うようにすると良いでしょう。
相手が怒っていたらまずは話を聞く
自分に落ち度がある時はもちろん、自分には責任がないことであったり、納得いかないことでクレームがついたりすることもあります。
そんなときは、まずは相手の言い分を真摯に聞くことから始まることが大切です。
納得がいかなければ、相手の言いなりになるこてゃありませんが、相手の言い分をしっかりと聞くことが大切で、まずは全てを吐き出してもらうことが重要です。
反論や代替案があるのであれば、それから提示します。
相手が怒っているのに、ろくに相手側の主張も聞かずにいきなり反論をすると、たとえそれが筋が通っていることであっても、正論であったとしても、相手は怒ってしまい、もうお前のところでは物を買わないとなってしまいます。
例えば、製品のトラブルでクレームになったときに、「お客様、それは使い方の問題です。」などと言えば、それが正しくても、言われたほうからすれば、もうこんな製品、二度と使うかというようになってしまうのです。