なぜ男は一人でいることを好むのでしょうか。性格はもちろん個人個人違いますが、一般的にいうと男と女は性格からくる行動特性があります。
男の行動特性
男の行動特性の特徴として、「競争に勝ちたい」と思うことがあります。
これは動物の♂が、♀を求めて、他の♂と戦い自分の好みの♀をゲットするためにも、競争に勝ち抜かなければいけないという♂としての性が影響しているのでしょう。
野生の動物の世界でも、♀が子供をつれて群れを作っているのに対し、♂は単独で縄張りを主張しているというようなケースがよくあります。
男は周囲と競い合う気持ちが強く、そのために誰にも鑑賞されない時間や場所を必要とします。
いわば自分の城、自分の領域、これだけは自分の思いどおりになるという場所を持つことで、男は安らぎを感じやすいのです。
だからこそ、職場でも基本はグループで行動していても、それはほどほどに、単独行動したがったりするのです。
男は悩んでいるときもひとりでいたい生き物なのです。
悩んでいるときは、ひとりになって気持ちを整理したいと思っていて、そんな時にまわりからあれこれ聞かれるのはイヤなのです。
女の行動特性
女の行動特性の特徴として、「人との関係性を持っていたい」と思うことがあります。
これは動物の♀は、子育てをしていく段階において、子供とのコミュニケーションを図ったり、周りの仲間と協力して子供を守っていくという♀としての性が影響しているのでしょう。
女は信頼できる仲間が欲しい、誰かのそばにいたいという親和欲求が強く、仲間と行動を共にするのが好きなのです。
また悩んでいるときは、放っておいて欲しい男とは逆に、悩みを聞いてもらいなぐさめてもらうことで心の負担を軽くしたいのです。
人に話すことでラクになるのです。
一人で行動する女性も増えてきている

最近は、一人で行動する女性も増えてきています。
ひとりランチ、ひとり映画、ひとりカラオケ、ひとり鍋などという言葉も出てきています。
つながりたければ、いつでもスマホを通じてSNSでつながれるので、たまには一人でいたいと思うのかもしれません。
また、ひとりだと自分のわがままが利くということもあるのでしょう。
いろいろな付き合いで人間関係に疲れ、気を使って疲れるくらいなら一人でいたほうがいいと思うこともあるでしょう
女性の場合、一人で行動したいという時、気を紛わせる時間が欲しいという心理もあります。
どうしても女性は人間関係において、男性に比べて濃密になりやすい傾向にあります。そんな密な人間関係に疲れてしまいやすいのです。
そして、そんな息苦しい社会・人間関係に疲れた女性が、自分が自由になることのできる時間・場所が欲しいと思うようになるようです。