雑巾の衛生的な使い方 | 薬剤師トピックス

拭き掃除の主役と言えば、雑巾ですが、雑巾は薬局の掃除でも、家の掃除でも大活躍するアイテムです。
そこで、ちょっとした工夫を加えることで、雑巾をより衛生的に便利に使えるようになる方法をご紹介します。

輪っかの紐が超便利

雑巾はすごく便利な掃除アイテムなのですが、雑巾を使った後、湿ったままにしておいておくと雑菌が増殖してしまい非衛生的です。

こうしたことがないように、使った後、すぐにしぼって広げて吊り下げられるように雑巾に輪っか状の紐を縫い付けておくと便利です。
湿ったまま雑菌が増殖せず、すぐに乾くので衛生的です。

雑巾の乾きを速くする

雑巾に輪っか状の紐をつけることで、いつでもすぐに使った後、洗ってしぼった雑巾が干せるようになりますが、やはりしっかりと乾燥するまでにはどうしても時間がかかってしまいます。

できれば、なるべく乾燥する時間を短くしたいといった場合に、ちょっとした工夫があります。

通常は、雑巾は布を数枚重ねて縫い込みます。
ところが、布を重ねてから、その重ねた布を全部縫い合わせないで、1枚1枚めくりながら使えるブック式にして雑巾を作る方法があります。

つまり、全部を縫うのではなく、中央の部分だけど縫って、本を閉じるような形の雑巾にするのです。
こうすることで、汚れた面をめくりながら使えるので、掃除効率があがります。
さらに使える面が増えるだけでなく、1枚1枚分かれているので、乾燥する時間も早くなります。

湿った状態のまま雑菌が増えていくということを考えると、掃除は効率的にできるし衛生的で、まさに一石二鳥の雑巾と言えるでしょう。

雑巾というと、布を数枚重ねたものを全部縫い合わせたものという固定概念を捨てると、もっといろいろな掃除アイテムになります。

ワックスがけ用雑巾

雑巾の固定概念を捨てるということでいうと、1枚1枚めくりながら使えるブック式の雑巾も工夫されたものですが、その形を手袋型にしてしまうという考え方もあります。

古くなったウール素材の布などを手袋型にして縫い合わせます。
こうすることで、複雑な形のものでも、手袋のような形で手にフィットしていますので、まんべんなくワックスがけできます。

究極の雑巾、軍手が変身

固定概念を捨てるということですが、さらに進めて軍手をそのまま雑巾代わりにしてしまうという発想もあります。
軍手を手にはめて、そのまま洗剤に漬けて、指先で拭き掃除することで、細かい所、狭い所も楽に拭き掃除をすることができます。
例えば、ブラインドの間とか、アルミサッシの溝など、普通の雑巾では拭き掃除ができない所でも、軍手を雑巾のようにして使うと、簡単に掃除することができます。

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