「いつまでも美しく健康でありたい」というのは、古今東西を問わず、人類に共通した願いではないでしょうか。
だからこそ、最近はアンチエイジングということが注目され、健康食品の成分や、化粧品の成分に関して、アンチエイジング作用があるといったようなことが、テレビや雑誌でも言われ、またこうしたテーマを扱った本もよく売れています。
同じ年なのになぜ?
あなたは、小学生や中学生の時、同級生に年の差を感じたことはあるでしょうか?
小学生低学年のときは、成長期で体の成長具合の差や、早生まれと遅生まれの差が出やすいとされ、また小学生のころは、男女では女性のほうが成長が早く、よく小学生の女のコは、同級生の男のコがガキに見えるというようなこともあるようです。
しかし小学生高学年にもなると、その差はだんだん縮まってきて、中学生や高校生にもなると、同級生はだいたいみな同じような年齢に?見えるようになってきます。
もちろん、たとえば進学校の優等生タイプのお坊ちゃん・お嬢ちゃんといった見た目の子がいると思えば、不良校のヤンキーの兄ちゃんや姉ちゃんといった風貌も大人っぽい感じの子もいます。
でも、どちらもやはり中学生や高校生といった感じで見れますし、肌のハリなどからも、それなりの年齢に見えます。
ところが、40歳ぐらいになり同窓会に行くと、20代後半と言ってもわからないという人から、50代半ばぐらいにみえる人もでてきて、同じ年齢でも見た目からは大きな差があるように見えるようになってきます。
そしてこれより年齢を重ねれば重ねるほど、その差はなおさら、大きく見えるようになっていってしまいます。
見た目の年齢差の悩みを解消するアンチエイジング・抗加齢医療
こうした年齢とともに広がっていく見た目年齢の差ですが、この見た目年齢の差は、加齢による変化のスピードが深く関係しています。
つまり老化を進める原因の除去をしたり、減少させることにより、加齢に伴う不調や不安を小さくしていくやり方が、抗加齢医療・アンチエイジングとも言えます。
アンチエイジングのいろいろ
アンチエイジング、抗加齢医療といっても、最近では再生医療の分野の発展もめざましく、体のもととなる幹細胞を培養することによって、皮膚や臓器を再生していく再生医療、特殊なアミノ酸などを点滴して余分な有害物質などの排泄を促す点滴療法、食生活で栄養のバランスを考えていく栄養療法、漢方とか古代の薬草などを使って、免疫力を高めて自然治癒力を高めるハーブ治療やホメオパシーといったような分野も研究が進められています。