英語学習において、多くの人がかかえている悩みにはどんなものがあるのか、またそれはどう解決していければいいのか、参考となる解決法をご紹介します。
仕事で忙しくて学習する時間がない
特に、サラリーマンなどでTOEICのテストを受けようと思っているけれど、毎日仕事で帰ってから机に向かうと疲れてしまって、勉強どころではないという人も多いと思います。
たしかに、まとまった時間を確保できないという人も多いと思いますが、こうした場合、多くの学習経験者などが口をそろえていうのが、スキマ時間の有効活用です。
今は、スマホでもいろいろと良くできている英語学習アプリがたくさんあります。
散歩や買い物へ行く途中は、英語をリスニング、通勤通学の電車やバスでは単語帳アプリで英単語を覚えたりチェックしたりできます。
10分程度の積み重ねも、塵も積もれば山となるです。
ユニークな方法としては、気分転換にツイッターなどを開いたとき、コメントを英語で書いたりしてみるのも面白いですし、ニュースの2か国語包装を聞いてみるのもいいかもしれません。
歳のせいか、憶えてもすぐに忘れてしまう
確かに、中学生や高校生のときは、英単語もどんどん覚えられていたのに、今はやってもやっても憶えていなかったりすると感じる人も多いと思います。
しかし、どんな頭がいい人でも、反復もせずにいると次第に忘れていってしまうものですし、また1度で多くのことを憶えられるという人もほとんどいません。
何度も何度も反復学習をして、自分のものにしていくのです。
憶えたことは、忘れかけた時に一度思い出すことで、効率よく脳に定着していきます。
憶えたらすぐに見直し、翌日に見直したら、今度は数日後に、徐々に反復する感覚を長くしていくと良いでしょう。
結局、英語の学習は日々の積み重ねで特効薬的な方法はありません。
英単語も、日本語訳を憶えたりしても、その単語との付き合いが浅いので忘れやすいのが普通です。
実施にその単語を何度も見て、時には使ったりすることで、その単語の働きやニュアンス、典型的な使い方が見えてきます。
だから学生時代でもそうですが、英語の学習は、他の科目と違って時間がかかるのです。
リスニングになると、早すぎて聞き取れない
リスニングになると早すぎてついていけないということに関しては、2つの原因があります。
その1つが、発音されている音をしっかりキャッチできていない。
もう1つが、耳から頭に入ってきた英文の意味を解釈できない。
つまり、英語のリスニングにおいては、音を正確にキャッチするということと、耳から頭に入ってきた英文の意味をきちんと解釈すという2つのハードルがあります。
音を正確にキャッチするという点については、たくさんの英語を聞いて慣れていくしかありません。
英語を聞いて、ディクテーションつまりそれを紙に書き取ってみることで、自分の耳がきちんと音を聞き取れているのかがわかります。
英文の意味を素早く理解する能力を高めるには、読むも聴くも同じと考えて、速読カをつけていくことが重要になってきます。
リーディングする際も、英文を頭から日本語に訳さずに理解していくことができるよう訓練していくことが大切です。
そのためには多くの英文を読み、音読やリスニングを繰り返していくことが結局近道になります。