関係代名詞 whatの使いかた | 賢脳トピックス

関係代名詞は、名詞を後ろから修飾して説明するときによく用いられる代名詞です。

その中で、the thing that を意味するwhatについてみていくことにします。

whatの意味は、~なもの/こと

関係代名詞のwhatは、「~なもの/こと」という意味になり、the thing that と言いかえることができます。

こういったことから、他のwhoやwhich、thatなどとは全く違った使いかたをされます。

The thing was my fault. (そのことは私のせいであった。)
The thing happened. (そのことは起こった。)
この2つの文章をまずは、that でつなげてみると

The thing that happend was my fault. (起こったことは私のせいだった。)

共通の the thing に関して、that という関係代名詞を使って後ろから happend で説明をします。

ここで、the thing that = what で言い換えられるので、最終的に
What happend was my fault. となります。

This cell phone is just what I wanted. という英文があった場合、
what = the thing that として言い換えて考えるとわかりやすくなります。

つまり This cell phone is just the thing that I wanted.
(この携帯電話はまさに私が欲しかったものです。)

whatに導かれた節は名詞節

関係代名詞のwhatで導かれた節は「~する(である)こと/もの」という意味で名詞節、つまり名詞扱いになります。

What happend was my fault. であれば、whatのあとのhappendは、起こったことという名詞扱いで、そのあとにbe動詞のwasがきて、my faultが補語になります。

名詞扱いになるので、この例文のように主語としても使えますし、目的語や保護としても使うことができます。

例えば、目的語としての使用法は次のようになります。

I clearly understand what you want to say.
(君の言いたいことは、はっきりとわかったよ。)

Iが主語、clearlyは副詞、understandが動詞、そしてwhatで導かれた節が目的語に該当します。

ちなみに、what節の中に、~think/believe/say/find などが導入された形はよく使われます。

それぞれ、あなたが~と思う/~と信じる/~と言う/~とわかる という意味になってきます。

できるだけ、すべてのと言った意味になる関係代名詞のwhat

whatは、できるだけ、すべてのといった意味を表す関係代名詞としても用いられます。
つまり、as much as 、all that、anything that の言い換えとして使うこともできます。

You can eat as much as you can. (食べられるだけ食べていいよ。)

これは、as much as = what ですので
You can eat what you can. と言いかえることができます。

I will do what I can to help you.
(僕は君を助けるためにできるだけのことをするつもりだよ。)


これも、what = all that で置き換えることができます。

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