心理テストは、ちょっとした話のネタになったりして面白いものです。
カフェに入ったときに座る位置によって、性格がわかってしまうとしたら恐ろしいものです。
あくまでも心理テストですので、まあそういった傾向が強いとか、そういうタイプの人が多いとかぐらいに考え、気楽にみてもらうと面白いかもしれません。
カフェに入ったら、どこの席に座る?
あなたは、一人でカフェに入りました。
カフェに入ると、次のような席が空いていました。
1.入口から全体が見渡せる席
2.他の客から見えにくい隅のほうの席
3.店の人の様子が見えるカウンター席
4.他に一人客が座っているテーブル席
さあ、あなたなら、どの席に座りますか?
これは、あなたの『人との距離感』がわかる心理テストです。
つまり、どのような席を選んで座るかは、人との距離のとり方、縄張り意識がわかるのです。
人に対してどのような構えをもっているのかがわかるのです。
さて、あなたのタイプはどんなタイプ?
「1.入口から全体が見渡せる席」を選んだ人は、仕切りたがり屋でリーダーでいたいタイプです。
支配欲が強く、場を仕切りたがり、人や物事を思い通りに動かしたいタイプです。
他人に対しては、縄張り意識が強く、言動も攻撃的です。
敵には厳しく、味方や自分を頼ってくれる者は守ろうとします。
「2.他の客から見えにくい隅のほうの席」を選んだ人は、だいたい想像はつくと思いますが、一人でいる方が落ちつく人です。
人から距離をとることで自分の縄張りを確保しようとするタイプです。
内向的でずっと人と一緒にいると疲れるタイプです。
一方、人から理不尽な扱いを受けたり、何かを強制されるとテコでも動かないという受け身の攻撃性を持ち合わせています。
「3.店の人の様子が見えるカウンター席」を選んだ人は、あまり縄張り意識を持たないタイプです。
友好的で誰とでもこだわりなくつきあえる人だと思われます。
「4.他に一人客が座っているテーブル席」を選んだ人は、人の気配やぬくもりを感じていたい人で、他人との距離感が比較的近いタイプです。
誰かといるのが安心という感じです。
パーソナルスペースとは
『パーソナルスペース(Peasonal space)』とは、他者が自分に近づくことを許せる限界の範囲になります。
言い換えれば、『心理的な縄張り』ということになります。
つまり、パーソナルスペースを越えて他人が接近してくると、不快に感じたり、防衛本能が
働いたりします。
電車がガラガラだったら、空席がいっぱいあっても、一番端か、両側が空席のところに普通は座ると思います。
つまり無意識に、できれば人との距離をとろうとしているのです。
逆に、他にも席が空いているのに、自分の隣に座ってこられたら「なんだ!? コイツ??、あっち行けよ! 他にも席が空いてるだろ!!」と口に出して言わないまでも、心に思う人は多いはずです。
エレベーターで知らない他人と一緒になったとき、何気なしに表示されている階数をじっと見つめているという経験がある人も多いと思います。
これも、エレベーターという狭い空間に、短時間であるにせよ他人と一緒にいることを強要される状況で、本来侵入されたくないパーソナルスペースを他社に犯されていると感じ、その不快感を、階数表示のランプという別のものに集中することで緩和させているのです。