面白い発想のクイズ | 薬剤師トピックス

クイズといってもいろいろとあり、専門家でなければ解けないようなクイズ、大人にならないとできないようなクイズから、小学生でも解けるけど意外と大人が解けなかったりするようなクイズまであります。

小学生でも解ける発想力を要するクイズ

専門的な知識が必要なクイズや、複雑な思考をしなければ解けないようなクイズだと、できない人にとっては面白くないかもしれませんが、クイズの中には、そんなに知識を必要とせず、難しい数学のような思考力も必要がない、でもユニークな発想を求められる問題もあります。

こうした問題は、小学生でも解けるもので、だからこそ面白いと言えるでしょう。

そして、それは問題解決力にもつながるのです。

私の血液型は何型?

さて、発想力で解けるユニークな問題をご紹介します。

『私の血液型をひとつの質問だけで確実に当ててください。私はあなたの質問にイエスかノーかのみで答えます。』

さて、この質問で必要となる知識は、人間の血液型にはA型、B型、O型、AB型があるということだけです。

小学生でも知っている知識ですね。

数学脳で考えれば、選択肢は4つなので、1つの正解を選ぶためには最低でも2回の質問が必要であるということになります。

したがって、数学脳で考えてしまえば、「不可能です! 最低2回質問をさせてください。」となってしまいます。

そこで、1回で4種類の答えを出させればいいんだというように発想を転換させます。

つまり、1回の質問で4つの選択肢、でも相手は「イエス」か「ノー」かのみで答えると言っているので2つの選択肢になります。

でも次のように組み合わせれば、4つの選択肢になります。

イエス・ノー・イエスノー・ノーイエスとすれば、4つの選択肢になります。

『あなたがA型ならイエス、B型ならノー、O型ならイエスノー、AB型ならノーイエスで答えてください。あなたの血液型は何型ですか?』となります。

これぞ発想の転換

前の回答で、いやいやいや、「イエスかノーで答えると言ってるのに、イエスノーとかノーイエスとかイエスとノーを両方言わせちゃってるのは反則だよ。そういうトンチみたいなのはなしで」と反論する人もいます。

そこで、発想を転換して、別の軸を作ってしまうのです。

質問して、選択肢は2つしかないけど、4つのものを区別するにはと考えたとき、『時間軸』に目をつけるという発想です。

質問して、相手に答えてもらうのは、イエスかノーなのですが、質問してから答えるまでの時間を指定することにより、区別するのです。

『これから私が質問をしますので、A型なら5秒後、B型なら10秒後、O型なら15秒後、AB型なら20秒後に答えてください。あなたは毎日お酒を飲みますか?』

答えはイエスでもノーでもいいわけで、したがって「毎日お酒を飲みますか?」の質問の本質の部分については、どんな質問でも良いのです。

他にも、

「次の質問にA型なら右手を、B型なら左手を、O型なら両手を上げ、AB型なら手を上げずに答えてください。あなたは今朝朝食にパンを食べましたか?」

というように、とる行動という軸をつくるなど、いろいろと方法があるのです。

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