好きが一転、嫌いになってしまうNGワード | 薬剤師トピックス

人間関係において、言ってはいけない一言を言ってしまっために、今まで良好だった仲が、険悪の仲になってしまうということがあります。

こんなことだから、人間関係は難しくて、しゃべらないほうが無難、好かれなくてもいいから嫌われたくないということで、コミュニケーションが苦手になってしまう人もいると思います。

〇〇ハラにご用心、余計な一言は要注意

今は昔に比べてすごくやりにくい時代とも言えます。
セクハラ、パワハラ、モラハラ・・・というように「〇〇ハラスメント」という言葉が多用されるようになってしまったからです。

相手がセクハラじゃなくてコミュニケーションの一部としてのジョークだと思っていたり、パワハラではなく自分を愛情もって指導してくれているんだと思ってくれていればセーフですが、相手がどう思っているかは、相手の性格にもよりますし、相手との関係の深さにもよってきます。

イケメンが「髪、切った?」と聞いたら、「うん、ちょっとイメチェンしようかと思って」と笑顔を答えていた人が、ブサイクが社交辞令で「髪、切った?」と言っただけだけで「それ、セクハラですよ!」と怒る人もいたりします。

イケメンとブサイクでの扱いの違い、イケメンが言ったら一つの話題、ブサイクが言ったらセクハラ扱い、ブサイクの人権はどこにいったんだと、考えさせられてしまったりします。

ちなみに、相手が嫌がったらセクハラ、そうじゃなきゃセーフ、「髪、切った?」だけでも相手が嫌だったらセクハラになるから何も言えないと思っている人もいますが、それは間違いです。

「髪、切った?」だけでセクハラにされたんじゃセクハラにはなりません。

これでセクハラにされたんじゃ、人とのコミュニケーションが取れなくなってしまいますね。

もちろん
「髪、切ったんだ。心境の変化?彼氏と別れたの?」
「バッサリ切ったね。前の方が女性らしくてかわいかったけどね。短すぎない?」

なんて余計なことを言って、相手が嫌な感情をいだいたらセクハラにされる可能性はあるでしょう。

人によって違う、地雷

他の人では何でもない言葉でも、ある人に対していうと、それが地雷となって烈火のごとく怒られたりする場合があります。

だからこそ人間関係は難しいものです。

その人の置かれている状況によっても、NGワードになるリスクが高くなったりします。

子育てでのNGワード、夫婦仲を悪くするNGワード、恋人同士でのNGワードなど、もちろん個人差もあり、言われても何とも思わない人もいますが、過剰に反応してしまう人もいますので注意が必要です。

男性であれば、容姿のことはどんなことを言われても平気な人でも、自分の能力に関することを指摘されると嫌がる人が多いでしょう。

「足短いね」とか、「ブサイクだね」と言われても笑って聞き流してた人が、学歴のことをいわれたり、「まだ主任なんだよね」みたいなことを言われると、それで熱が覚めてしまうということもあります。

銀座のママは、ハゲの話しはしない?

銀座の高級クラブのホステスさんが、お客さんの前で絶対に言わないようにしている言葉の中に「ハゲ」があるそうです。

たとえ見た目ハゲていなくても、最近ではすごく精巧にできたカツラもあるため、見た目だけでは判断できないのです。

だからこそ、「ハゲ」に関する話題とかはしないそうです。

人間は、気にしていることを言われると、腹だたしく感じたりして、それで不仲になってしまうということもあるのです。

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