意外と知られていない日本一の砂丘 | 薬剤師トピックス

世の中には、一般によく知られていそうで、知られていなかったりするものがあります。

地名においてもいろいろとあるので、そういったものをご紹介していきたいと思います。

意外と間違いやすい首都

日本の話しの前に、少しだけ海外の首都の中で、勘違いされやすいものを選んでみました。

きちんと考えれば、どれも有名な国ですし、そんなに難しくないと思いますが、うっかりしていると間違えてしまったりします。

まずはアメリカ合衆国ですが、首都は当然ワシントンですが、商業的中心地はニューヨークなので、アメリカの首都がニューヨークだと思っている人もいます。

オーストラリアの首都は、勘違いしてしまう人が多く、オーストラリアの都市というと、オリンピックが開催されたシドニーや、メルボルンを思い浮かべる人が多いと思いますが、首都はキャンベラになります。

スイスも、有名な都市としては国際会議などが開かれるジュネーブだと思いますが、首都はベルンです。

このように、首都が意外と他の都市よりも知名度が低いなどという場合もあります。

日本一の砂丘はどこ?

日本一の砂丘はどこかと聞かれた時、多くの人が「鳥取砂丘」って答えると思います。

日本に鳥取砂丘以外に砂丘なんかあったっけ?などという人もいるかもしれません。

たしかに観光地として有名で知名度が高いのは、鳥取県の鳥取砂丘で、総延長16km、最高高低差は日本一の47㎡にもなります。

しかし、広さから言ったら、鳥取砂丘は日本一ではないのです。

日本の砂丘らしい砂丘といえば、鳥取砂丘ぐらいじゃないのと思う人もいるかもしれませんが、日本は季節風が海から吹き込む形になっていて、日本海や東シナ海の沿岸には砂丘が多く存在しているのです。

中でも、鹿児島県西部にある「吹上浜」は、南さつま市・日置市・串木野市の3市にまたがる総延長47kmという日本一長い最長の砂丘になっていて、その長さはなんと鳥取砂丘の3倍にもなります。

さらに、青森県の「猿ヶ森砂丘」は、長さは17kmですが、海岸からの奥行が1~2kmもあり、その広さからすると日本最大の砂丘になっています。

そんな、日本最大の砂丘ならば観光地としてもっと有名になっていてもおかしくないと思うかもしれませんが、砂丘の大部分は防衛相技術研究本部の下北試験場の敷地内になっているため立ち入り禁止になっているのです。

日本三大砂丘には別の砂丘も

ここまで、「鳥取砂丘」・「吹上浜」・「猿ヶ森砂丘」を上げてきましたが、日本三大砂丘となると一般的には、日本一の広さをもつ「猿ヶ森砂丘」は立ち入り禁止になっていたりするせいか入っておらず、「鳥取砂丘」・「吹上浜」の他に、静岡県の御前崎から浜松まで続いている「南遠大砂丘」が挙げられます。

中には千葉県の「九十九里浜」を日本三大砂丘に入れたりする人もいるようです。

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