物が売れる広告文の基本を孫子に学ぶ | 薬剤師トピックス

広告においても、ブログにおいても、物を買わせるにはコツがあります。

己を知って、相手も知る

孫子の言葉に次のようなものがあります。

「彼を知り 己を知れば 百戦あやうからず」

つまり、敵についても味方についても、情勢をしっかりと把握していれば、何度戦ったとしても敗れることはないということです。

広告の文章は、買ってもらいたい商品の良さをアピールするわけですが、その真髄は、まさにこの孫子の言葉に集約されています。

孫子のこの言葉をあてはめてみると、買ってもらおうとしている商品が、まさに「己」つまり味方の情勢になります。

そして売り込もうとしている相手、つまりターゲットがまさに「彼」つまり敵の情勢ということになります。

商品を売ろうとしているわけですから、買ってもらおうとしている商品の良さについて熟知していなければ論外ですし、売ろうとしている相手、つまりターゲット層が何を望んでいるかということをしっかりと把握していなければ、売れるものも売れません。

商品とターゲットを熟ししてこそ、大きな効果に結びつくのです。

広告文を作るとき、その商品のことをろくに調べもせずに、まあこんなもんだろうと文章を書いていたり、買うターゲットのことをあまり深く追求せずに、まあこんな人たちに売れればいいかなぐらいで文章を書いていると、なかなか成果につながりません。

食事の宅配サービスを希望しているターゲットに、万能鍋のすばらしさをいくら説明したところで、売れるわけがありません。

ターゲットの心理心情をしっかりとつかんでいないとダメなのです。

広告文は相手本位

よくある例が、企業で考えた広告文で、中にはこれでもかこれでもかと商品の良さをアピールしているものが多くみられます。

しかし、この商品を購入するであろうターゲット層の心に響かないと、いくら商品の良さをアピールしても、思うようには売れません。

ターゲット層の心理心情を理解し、ターゲット層の人達がその商品に価値を感じてくれるような文章にしないと、興味をもってもらえません

メーカー本位の押し付けの姿勢だと、なかなかうまくいかないのかもしれません。

料理が上手になりたいという人に、その心理心情をとらえ、何でもおいしく作れる鍋ですよということを提案する相手本位の文章で、売れる文章になっていくのです。

商品のウリを理解した文章

売れる文章は、商品のウリ、つまり訴求ポイントをしっかり押さえて、整理ができた文章になっています。

何がこの商品の一番の強力なウリなのか、そしてその他のサブのウリにはどんなものがあるのか、これを押さえると文章がつくりやすくなります。

最新情報をチェックしよう!