企業に勤めていると、得意先にゴルフ好きの人の上役などがいると、ゴルフに誘われたりすることがあります。
薬剤師でいうと、MRで得意先の病院や診療所の医師から、ちょっと人数会わせにとか、便利屋さんとしてゴルフに誘われるということもあるでしょう。
調剤業務をしている人の場合は、医師や薬局長との接待の一手段として誘われたり、院内イベントのゴルフコンペなどに誘われることもあるでしょう。
製薬メーカーによっても、薬局によってもさまざま
基本的には、会社として特定の所への接待はしない方針だから基本的にゴルフ禁止というところもあるでしょう。
土日なら経費が出るというところもあるかもしれません。
一緒にゴルフしてメリットなんてあるの?
昔は何かというと、酒での接待、ゴルフでの接待、麻雀での接待などいろいろありましたが、最近は個人第一主義、会社は会社、会社とは何時間働くその対価として金をもらう、それだけの関係。就業時間が終わったら一切関係なし!とドライに割る切っている若者も多いでしょう。
会社の上司が飲みに誘っても、彼女とデートですからとか、英語の勉強するのでときっぱりと断ってきます。
まあ会社の飲み会で、会社の悪口や、出席していない人の陰口のたたき合いをしてても建設的ではありませんし、そんな飲み会なら、まだ一人でパチンコしていたほうがストレス発散になるし、さっさと帰宅してカウチポテトでナイターでも見てたほうが精神衛生上よっぽどマシという人もいるでしょう。
たしかに、正論です。
でも取引先となると、取引先との心象ということでビジネスチャンスにもつながってくる可能性もあります。迷うところです。
トランプ大統領が安倍晋三とゴルフをしましたが、ゴルフはもし趣味であれば、お互いの関係を縮めるのに役立つことは間違いないでしょう。
とはいえ、休日つぶしてのゴルフは、だいたい1日がかり。
友達と遊ぶわけてもないので、気苦労も多いし敬遠したいところです。
しかし、顏を広めるといった点や、お酒の席と違いラウンドしながらシラフでの話が聞けるというメリットがあるし、もし観察眼があるのなら、普段は見られない相手の性格や人間性を垣間見ることもできるかもしれません。
ゴルフに誘われたとき、行くか行かないかの判断は
人によって違うので一概には言えません。
ただ、個人的な意見を言うと、まず自分が楽しめないのであれば、断るべきでしょう。
私なら、こんな場合は間違いなく断ります。(私は、ゴルフはできませんがw)
- 土日、別の用事があって、家族のことを犠牲にしてしまって、本当は家族と旅行がしたかったのに・・・
- 今、TOEICの勉強をしていて、休日はたっぷりと勉強するはずだった。信用できるのは自分のスキルだけ! だから自分のスキルアップをしたかったのに・・・
- 俺、芝刈り(ゴルフ)はあまり好きじゃないんだよな。なんだよ、棒きれ振り回して玉打って、穴に入れるだけのどこが面白いんだよ。。。
もし、こんな気持ちがあるのなら、一緒にゴルフをやっていても面白くないという顏やしぐさが、なんとなく出てしまうものです。
こんな気持ちでは、自分も不幸かもしれませんが、これでは相手に対しても失礼です。
そうであれば、正直に、
「お誘いは嬉しいのですが、その日は嫁の誕生日でして家族サービスをしようと思ってまして」
「お誘いありがとうございます。でも今は練習のしすぎかわかりませんが、腰を痛めちゃってまして」
「ご一緒したいのはやまやまなのですが、スコアが150という未熟もので、迷惑をかけてしまいますので、もう少し練習して腕を上げてからと考えています。」
など、いくらでも断る方法はあるでしょう。
あと、ゴルフは好きだし、会話するのも大好きという場合でも、スコアは110ぐらいで回れるレベルでないと迷惑をかけてしまう可能性があります。
この辺りは、一緒にラウンドするメンバーの実力がどのぐらいかにもよるかと思いますが、一般的には、110ぐらい、まあご愛敬で許してもらえるとしても最低120ぐらいでは回れないと、周りに迷惑をかける可能性があるので、やめるか、行ってもプレイはしないといったほうが賢明かもしれません。