勉強で大切なのは失敗の捉え方 | 賢脳トピックス

誰もが失敗なんてしたくないと思っているでしょう。

実際、失敗は大なり小なり、嫌なものです。

これは、勉強でも同じです。

でも、その時の心の持ち方で、飛躍的に伸びるかどうかが決まってきます。

失敗をどうとらえるか

勉強において、失敗ということを考えると、問題集を解いたり、模試を受けてみて、その答え合わせになると思います。

よほどの天才・秀才でもないかぎり、または簡単な問題集でもない限り、全問正解とはなかなかいかないものです。

例えば、50問の問題を解いて、40問間違えたとします。

こんな正解率だと、やる気がなくなってしまったりします。

しかし、40問も間違えたということは、それを再度勉強すれば、その分より勉強ができ、記憶も強化され、頭がよくなるチャンスがもらえたと考えれば、全然違ってきます。

逆に50問中2問しか間違えなかった場合、確かに再度勉強する量は減りますが、記憶も薄れてしまったり、再度勉強しても2問分しか賢くなれないから、たくさん間違えたことのほうが良かったとポジティブに考えるわけです。

本番のテストでは、正解率が良いに決まっていますが、勉強中の段階や模試の段階では、多く間違えて、課題を多くみつけたほうが良いのかもしれません。

失敗したらどうしよう

人は、間違えると怒られる、間違えると頭が悪いんじゃないかと思われんじゃないかと恥ずかしくなると思いがちですが、そうなると萎縮したりしてしまいます。

会社でも、失敗しないことにこしたことはありませんが、失敗を恐れるあまり極度に緊張した状態になり、心身のバランスを崩してしまう人もいます。

成功に固執しているうちは、成功は訪れないのです。

つまり、成功は単なる一つの指標にすぎず、失敗を糧に、頭が良くなるチャンスだととらえて行けば、それを繰り返すうちに、成功は結果として自然とついてくるものなのです。

特に学生の場合、失敗する(問題が解けない)と恥ずかしい、劣等意識につながると考えてしまいがちです。

失敗したらどうしよう

『失敗は成功の母』とはよく言ったもので、どんな偉人でも最初からできたわけではありません。

失敗していい段階、失敗していい時期に、多く失敗し、それにより多く学べば、実るものも多いのです。

受験などの本試験は別ですが、勉強中で問題集を解く段階から、間違えないようにと萎縮しすぎてしまう子供もいます。

もちろん、なるべく間違えないようにという心構えは大切ですが、その考えが強すぎて萎縮してしまうより、間違えてそこを学び直すほうが良いのです。

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