英単語を効率よい順番で覚える | 賢脳トピックス

さあ、英単語を集中して覚えるぞということで意気込んで、英単語帳を買ってきて、最初のページからいきなり覚え始める人がいます。

別に英単語の覚える順番ぐらい、人の自由だろともいえるのですが、中には3日坊主の人もいて、その結果、a から始まる単語だけはよく知っているのに、c から始まる単語ぐらいになると、ほとんど覚えられていないなんていう人も出てきます。

英単語を覚えるなら、まず名詞と動詞から

効率よく英単語を覚えるのであれば、まず名詞と動詞から覚えると良いでしょう。

そして、名詞と動詞がかたづいたら、形容詞、副詞をいう順番で覚えていくと良いでしょう。

英単語を覚える目的は、英文をスラスラ読めるようになるためです。

そして、英文の基本文型は、S+V つまり、主語+動詞がコアになっています。

そしてこのコアの部分に該当する単語は、名詞と動詞なのですから、まずは重要性からいっても、重要度が高い名詞と動詞を先に覚えるのが良いでしょう。

形容詞は名詞を修飾するもの、副詞は動詞を修飾するものなので、名詞や動詞の後で覚えればいいのです。

名詞だけでも通じる場合もある

名詞はもう理屈抜きで覚えるしかありません。

そして、名詞が分からなければ、主語がわからず、英文のコアな部分がわからなくなってしまいます。

したがって、まずは重要な名詞を先に覚えると良いでしょう。

極端な話、海外へ行って、「ハンバーガー、コーク」と知っている名詞を並べれば、ハンバーガーとコーラが出てくるでしょう。

逆に名詞を知らなければ、ハンバーガーやコーラの注文すらできないのです。
つまり、まずは名詞を重点的に覚えていくと良いでしょう。

動詞も重要

名詞だけでも通じる場合もあるということを述べましたが、これは観光レベルの話であればそれでもいいかもしれません。

しかし、こちらの意志を相手に正確に伝えるとなると、「何がどうした」の「どうした」の部分にあたる動詞はしっかりと抑えておかなければなりません。

名詞がわかっていても、動詞がわからないと、さっぱり意味が通じないというケースのほうが多いのです。

動詞の場合は、いろいろ用法もからめて頭に入れていかなければなりません。

しかし、まずはとにかく動詞の意味を徹底的に頭に叩き込んでいって、細かい用法や例文はそれで余裕がでてきてからで良いでしょう。

まずは、名詞と動詞をある一定レベルまで覚えてしまい、それで英文を読んでいく中で、用法を身につけていくと良いでしょう。

動詞とその動詞に関連して英熟語を同時に覚えようとする人もいますが、まずは重要な名詞を覚え、その次に動詞を覚え、それから重要な形容詞、重要な副詞を覚えてから、重要な英熟語として覚えていっても良いでしょう。

英熟語を覚えるときに、コアとなっている動詞も復習できます。

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