IQクイズのような問題は慣れれば成績アップ | 賢脳トピックス

IQ問題をやって、あまりよい結果が出なくても落胆することはありません。

誰でも、発想の引き出しを増やしていけば、正解できる問題がすぐに増えて、結果も短期間でジャンプアップするからです。

IQ問題は数学の勉強法で

中学でも高校でもいいのですが、例えば数学の勉強をするときに、まずは基本的な概念を勉強したり、重要な公式を覚えますが、その次に、その概念や公式を使った例題をいくつかやって、どうしてその解法になるのかを理解し、こういう考え方をするのか、だからこの公式をこう使ってこう解いていくのかということを一つのパターンとして理解して暗記します。

そして、そのパターンが増えてくるにしたがって、解ける問題もどんどん増えていき、しまいには、問題を見ただけで、瞬間に、この問題はあの例題とこの例題のパターンの組み合わせで解けるなと見えてくるようになります。

しかも、IQ問題は、中学や高校で習うような難しい知識や、複雑な公式を覚える必要もなく、知識としては、小学生の知識があれば十分に解ける問題になっています。

つまり、IQ問題は発想のコツさえつかんでしまえば、小学生でも高得点を取ることができるので、中学や高校の数学に比べたら、全然簡単だともいえるでしょう。

数字の規則性の問題

数字の規則性の問題も、いろいろな引き出しを持っていれば簡単にできます。

1、3、5、7、9、11、13、?、17、・・・
これであれば、等差数列なので、?=15とわかります。

2、4、8、16、?、64、128、・・・
これなら、等比数列なので、?=32とでてきます。

1、3、6、10、15、21、28、?、・・・
これならそれぞれの差が1つずつ大きくなっていくので、?=36とわかります。

基本的には、この程度であれば、すぐにわかると思います。

変わったところでは、フィボナッチ数列(前2項の和)といったものが出題されることもあります。
1、2、3、5、8、13、21、34、?、・・・
この場合だと?=21+34=55となります。

素数も良く出てくるパターンなので注意すると良いでしょう。
2、3、5、7、11、13、17、?、23、29、・・・
素数ですので、?=19となります。

ワンランク上の発想の引き出し

以上は、比較的素直に解ける問題ですが、中には、いじわるな問題もあります。

例えば、素数の問題であれば、2倍した数になっていたり、1を足した数になっていたりします。

4、6、10、14、22、26、34、38、46、58、・・・
この場合は、みんな偶数で2で割れるので、2で割ってみるかという発想が必要になります。

3、4、6、8、12、14、18、20、24、30、・・・
これなら偶数も奇数もあるけど、差が2だったり4なので素数が怪しいという発想で、素数にするには1を引いてみたらやっぱり素数だという発想の引き出しが必要になります。
発想のやり方については、いろいろありますが、次のようなことを考えてみると、発想がひろがりやすくなるかもしれません。

*数字を逆にしてみる(123なら321で考えてみる)
*数字を2桁ごととか3桁ごとに区切って考えてみる(456789なら、45・67・89とか456・789で考えてみる)
*桁ごとに特定の数で割った余りとして考えてみる
*桁ごとに数字を考え、隣同士の桁を足したりかけたりして考えてみる
素直に考えてできない問題は、このような発想をして考えていくと良いでしょう。

あと、『6』という数字がでてきたら、6=1+2+3であり、6=1*2*3であるということを考え、3連の数字も検討してみるといったように発想の引き出しを増やしていけば、すぐに解けそうにない問題に出くわしても、これがダメならそれ、それがダメならあれといった具合に、いろいろとアプローチができ、そのうちに解法の突破口がみつかるかもしれません。

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