なかなか節約できない考え方や思考とは | 薬剤師トピックス

節約というと、ケチというイメージがあります。しかし、節約はケチとは違います。

節約をする時には、その意義・目的をまず最初に考える

節約とは、限られたお金を有意義に使うために無駄を省いていく行為で、いわば限られたお金を有意義に使うという目的に向けた一つの手段です。

ここを勘違いしてしまうと、節約自体が目的になってしまい、だたのケチ(本当にお金を使うべきところにお金を使わない)になってしまったり、何でもかんでも我慢ということになり、ストレスがたまり、結局長続きせずに挫折してしまうということになりかねません。

節約をしようと思い立つのは良いことですが、節約して貯めたお金はどう使うのかということをまず考えると良いでしょう。

それが節約という手段のための目的になるので、節約を続けやすくなります。

たとえば、子供がどうしても買いたいおもちゃがあるので、お菓子を我慢して毎月のお小遣いをコツコツと貯めてそのおもちゃを買うといったことも、おもちゃを買うという目的があり、そのために、優先順位が低いお菓子代を節約したということになります。

目先の損得にとらわれない

節約をしているときに、よくあるのがお店に行ったときにもらうクーポン券や、何かを買うことによってつくポイントです。

確かに、「今日この商品を買うと、500円ポイントが付きますよ。」とか、「お店で買い物したときに1000円のクーポン券をもらった。」というような場合、その金額的な損得で考えるならば、それを使った方がお得になります。

逆に、それを使わないと、みすみすのチャンスを逃したようで損した気分になったりします。

でも、ここでよく考えるべきです。

安いから、お得だからといって、不要な物を買うということは「浪費」、つまりお金の無駄遣いなのです。

「損をしたくない」・「得をしたい」という気持ちもわかりますが、不要な物を買っていたら結局、無駄なお金を浪費して、節約できずにお金も貯まらず、その結果目標としていた物が変えないということになってしまいます。

なかなか節約できない理由は面倒くさいから

節約するには、面倒くさいこともやらないといけません。

例えば、食事をつくるのが面倒くさいといって、毎食毎食、外食して高いものを食べていれば、出費がかさんでしまいます。

スマホの料金プランを見直せば安くなるのに、なんか手続き面倒くさそうだし、ショップに足を運ぶのもおっくうだし、第一キャリアの比較とかも大変だし、まあそんな違わないと思うから、このままでいいやというようにしていると、どんどんと無駄なお金が毎月出て行ってしまうことになります。

ふるさと納税についても、あれだけお得というようなことが言われているにも関わらず、日本人全体の12%しか利用していないと言われています。

これは、「手続きが面倒くさそう」という面倒くさがりと、「私はそんな所得税払ってないわけだからふるさと納税なんて関係ない」と思い込んでいたりするところもあるかもしれません。

面倒くさがらず、そして節約とケチとは違う、節約する目的を明確にする、節約したらどうなるかのビジョンをはっきり描く、目の前の損得で考えず浪費かどうかの視点で考えることが重要になってきます。

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