化粧せっけんの成分をみてみると、石鹸素地の他に、グリセリンや油脂、香料などが配合されていたりします。
純せっけんで顔を洗うと肌がガサガサした感じになるので、加えられ、洗った後に肌にしっとりとした使用感が残るようになりました。
純せっけんから化粧せっけん、そしてクレンジングへ
使用感が良くなったのはいいのですが、もともとの純せっけんに洗浄成分でない油脂やグリセリン、香料などを混ぜたことにより、今度は洗浄力が落ちてしまいました。
洗浄力が落ちた化粧せっけんで顔を洗っても、ファンデーションなどが落ちにくくなってしまった結果、これが肌に対して良くない影響を与える可能性もあります。
それでは困るということで登場してきたのが、クレンジングです。
クレンジングには、洗浄力を高めるために界面活性剤が大量に配合されています。ですのでファンデーションや汚れが落ちて当然です。
確かにクレンジングを使うと、ちょっとしたファンデーションなどは一発できれいに落ちてしまいます。
純せっけんではなくクレンジグを使うことでの不都合
クレンジングには、オイル。クリーム、ゲルといったいろいろなタイプがありますが、いずれにしてもその主成分は界面活性剤で、その洗浄力は強力です。
化粧せっけんなどでは落としにくい油性のファンデーションですら、ひと拭きで落とすことができます。
それだけ強力な洗浄力を持っているクレンジングですが、それと同時に肌のバリア機能の要となっている細胞間脂質や天然保湿因子をも溶かしてしまい、それらがひと拭きで肌から落とされてしまいます。
さらに良くすすがないと有害な界面活性剤が皮膚に残ったりもします。
ちなみに合成洗剤は、かなり丁寧にすすいでも皮膚に残ると言われています。
その証拠に、電子機器などのミクロ配線板の汚れを洗浄するときは、合成洗剤ではなく純せっけんが使われます。
改良されてきた純せっけん
クレンジングは大量の界面活性剤が配合されていて肌バリアに良くないということで、最近ではクレンジングを敬遠して、純せっけんに戻る人もいますが、最近の純せっけんは、泡立ちもよく使いやすいように改良されていたりします。
純せっけんとは
純せっけんは、定義上では「脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウムが98%以上のもの」とされています。
あれ? それじゃ2%って何?となりますが、これは製造工程で生まれる不純物になります。
純せっけんは、界面活性剤は使っていません。
しかし、石けん素地は、脂肪酸と水と苛性ソーダを混ぜて化学反応をさせた成分であり、天然の界面活性剤とも言えます。
純せっけんにも2種類ある
純せっけんは、大きく分けると、脂肪酸と苛性ソーダで作られるナトリウム石鹸と、脂肪酸と苛性カリで作られるものをカリウム石鹸がありますが、一般的にはカリウム石鹸のほうがナトリウム石鹸よりも低刺激で保湿力も高いとみなされています。
肌が刺激に弱い方や敏感肌の方はカリウム石鹸をお奨めします。
洗浄成分(98%以上)に不純物(2%以下)が入っている純せっけんより、洗顔後に乾燥しにくいことからお奨めのせっけんがあります。
それが、枠練り製法やコールドプロセス製法を取り入れて美容成分を配合している洗顔石鹸です。
長寿の里 然 よかせっけん ジャータイプ 88g
は、洗浄成分40%以下、美肌成分60%以上ですのでオススメです。
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