

相手のことを好きになりやすくなるシチュエーションはたくさんありますが、その中で有名なのは吊り橋の実験です。
『吊り橋の実験』は、社会心理学の実験の中でも最も有名なものの一つで、聞いたことがある人もいるかもしれません。
同じ皮にかかる吊り橋と木製の橋の上で、18歳から35歳までの男性に対して、男性と女性のインタビュアーが質問をしていきます。
そして、「研究の詳細に興味があれば連絡ください。」と言って、電話番号を渡すという実験なのですが、その電話番号を受け取るかどうか、また受け取った後に電話で連絡がくるかどうかを調べるのです。
実験の結果はどうなったのかというと、電話番号を受け取った人数は、吊り橋の場合と木製の橋ではほとんど差がありませんでした。
しかし、電話をかけてきた人数は、吊り橋のほうが格段に高くなっていたのです。
しかも、この傾向は、女性がインタビューした場合に限られていて、男性インタビュアーの場合は、吊り橋と木製の橋で大きな差は見られませんでした。
異性と同性とでは全く違った結果になったというのは、興味深いところで、このことから、吊り橋のような危険な場所にいると、そこで出会った異性に好意を抱いてしまうという結果になっていたことがわかります。
それでは、なぜこのような結果になったのかというと、心理学的に情動の2要因理論で説明できます。
人は、何らかの要因によって、心拍数のお受賞などの生理的変化が起こると、その時に置かれているシチュエーションの中にその要因を求めてしまうのです。
従って、吊り橋の上での恐怖心やスリルから心臓が高鳴ると、そのお原因を無意識のうちに考え、その時に目の前にいた女性に対して好意をいだいていたからだと錯覚してしまうのです。
一方、人は不安な時に他人と一緒にいたいといおう親和欲求が増加するたえに、異性と二人でお化け屋敷にいったり、絶叫マシーンに乗ったりというのは、お互いの関係を深めるのに一役かっているのです。
なんらかの原因によって、ドキドキしたりする生理的変化が起こると、人は置かれている状況の中にその要因を求めようとするクセがあり、情動をそこんで認知した要因と関連づけて解釈してしまうため、恋愛感情と勘違いするのです。
こうした心理プロ説のことを『情動の2要因理論』といいます。
デートの際には、お化け屋敷や遊園地の絶叫マシーンに乗ると、関係がより深まるかもしれまん。
