

2025年度から大学入学共通テストの必須科目になった『情報Ⅰ』は、情報社会における基礎的な知識と技能を身につけることを目的とした科目で、プログラミングや情報リテラシー、データ分析など多岐にわたる内容が盛り込まれています。
情報Ⅰの学習領域は、大きく、次の4つに分けることができます。
その4つの領域とは、『情報社会の問題解決』、『コミュニケーションと情報デザイン』、『コンピュータとプログラミング』、『情報通信ネットワークとデータの活用』になります。
『情報社会の問題解決』は、情報やメディアの特性、問題の発見と解決方法を学ぶものになります。
例えば、情報と情報技術を活用して、社会に存在する問題を発見し、それに対する解決策を考える力を養っていくことになるのですが、情報収集や分析を通じて問題を明確化し、解決案を検討するプロセスを考えていくことになります。
また情報社会における個人の役割や責任について、情報技術が社会に与える影響や、適切な情報の扱い方、法規制についての理解も学習対象となっています。
何が問題であるかを明確にし、具体的な課題を設定し、情報収集をして、集めた情報を整理し、分析して、問題の本質を理解、そして複数の解決策を考え、評価し、解決策を実施し、その結果を評価して次のステップに活かすという、まさに実社会に即した力をつけていくということになります。
『コミュニケーションと情報デザイン』では、情報を効果的に伝えるためのデザインやコミュニケーションの技術を習得するのが目的になっています。
広告デザインでは、どのような素材や配色を使用するかを考え、目的に応じた表現をしたり、創造的な問題解決能力やチームワーク、機能的なライティングスキルを養ったりします。
『コンピュータとプログラミング』では、コンピュータの基本的な仕組みやプログラミングの基礎を学び、実際にプログラムを作成する能力を養っていきます。
具体的には、コンピュータの基本概念、プログラミングの基礎、実践的なプログラミング、論理回路シミュレーション、サンプルコードの実践などになります。
変数、条件分岐(if文)、ループ(for文やwhile文)、配列などの基本的なプログラミング構造なども含まれていて、 Microsoft MakeCodeやMonacaなどのツールを使用して、実際にプログラムを作成する体験を通じて、プログラミングのスキルを向上させていくことになっています。
『情報通信ネットワークとデータの活用』では、情報通信ネットワークの基礎、具体的にはネットワークの種類、プロトコル、TCP/IPモデルなどが含まれます。
データの活用方法、情報セキュリティ、モラルなどについても学ぶことになっています。
