

文章問題は、小学生の知識があれば解ける問題ですが、文章がややこしくて油断すると大人でも間違えてしまいます。
文章問題の考え方についてまとめてみました。
何事も計算通りにはいきませんが、工事の日程などを立てる場合、作業員と作業日数を計算して計画を立てなければいけない場合があります。
こうした場合、スケジュールをどのように立てていけばいいのかを考えるのが、論理問題の文章問題になってきます。
つまり、仕事量をどう計算してスケジュールを立てるかにおいて、正確に計算できる力が必要になってきます。
【問題】
ペンキ屋さんが、ある壁にペンキを塗る仕事を受注し、その作用に従業員であるAとBが携わることになりました。
AとBの2人でペンキを塗り終えるのにかかる時間は、Aが1人だけで塗り終えるのにかかる時間よりも6時間15分も短くなりました。
また、AとBの2人で1時間塗ると、壁全体の4/15の面積を塗ることができます。
このとき、この壁をBが1人で塗り終えるのに要する時間はどのくらいになるのでしょうか。
ただし、AとBの時間当たりの作業量はそれぞれ常に一定であるとします。
【解説・回答】
こういう問題の場合は、全体を1として考えます。
この場合は、AとBの2人が行う全ての仕事量を1とします。
すると、2人の1時間あたりの仕事量が4/15なので、壁全体にペンキを塗るのにかかるAとBの仕事時間は、1÷(4/15)=15/4時間ということになります。
Aだけで壁を塗り終えるのに要する時間は、AとBの2人で壁を塗った場合よりも6時間15分多くかかる、つまり(25/4)時間多くかかるので、(15/4)時間+(25/4)時間=(40/4)時間、つまり10時間かかることになります。
従って、Aの1時間あたりの仕事量は、1÷10=1/10になります。
整理してみると、1時間あたりの仕事量は、AとBの2人では4/15、Aのみだと1/10になり、全体の仕事にかかる時間は、AとBの2人では15/4時間、Aのみだと10時間になります。
従って、Bの1時間あたりの仕事量は、(4/15)ー(1/10)=1/6になりますので、Bが1人で壁全体にペンキを塗るには、1÷(1/6)=6時間かかるということになります。
【問題】
ある仕事をA・B・Cの3人で行った時、1日に行う仕事量の割合が、A:B:C=3:3:2でした。
3人が休まずに仕事をすると30日で終わります。
今、作業の終了までに、Aが5日、Bが3日、Cが4日休むとき、この作業を終えるのにかかる日数はどれだけになるでしょうか。
【解説・回答】
この場合は、1日に行う仕事量の割合が、A:B:C=3:3:2なので、A・B・Cの3人が1日にする仕事量を、A=3、B=3、C=2として考えます。
3人が休まずに仕事をすると30人で終わるのだから、全体の仕事量は、240になります。
一方、A・B・Cの3人がそろって1日仕事をしが場合、その仕事量は3+3+2=8になります。
ところが、実際には3人がそれぞれ休むことで未消化の仕事分がでてきてしまいます。
そこで3が休むことにより消化できない仕事量が計算します。
Aが5日休むことにより、5日×3=15
Bが3日休むことにより、3日×3=9
Cが4日休むことにより、4日×2=8
つまり、15+9+8=32の仕事が未消化になります。
32の仕事が未消化なので、未消化の分を足すと、240+32=272の仕事を3人の1日の仕事量8でこなすので、272÷8=34日かかることになります。
