禁煙を続けるために | 健康トピックス

禁煙を続けるために | 健康トピックス

喫煙は末梢血管を収縮させて、それにより血流が悪くなることにより、血圧や心拍数の上昇につながります。
また血中のLDL-コレステロールや中性脂肪も喫煙によって増えてしまい、さらには善玉コレステロールと言われるHDL-コレステロールを減らしてしまいます。

喫煙のリスクを認識する

血圧や心拍数が上昇し、血中のLDL-コレステロールや中性脂肪が増える一方、HDL-コレステロールが減ってしまう血栓ができやすくなり動脈硬化が進行しやすくなり、脳卒中や心臓病といた生活習慣病を引き起こしやすくなります。
喫煙をする人は、しない人と比べて脳卒中や心臓病を起こすリスクが2倍以上になると言われています。
煙草というと肺がんというイメージがあると思いますが、喉頭がんを含む咽頭がんのリスクも高くなり、煙草はがん全体の原因の3割を占めるとも言われています。

煙草の依存性

煙草の煙には、有害な物質が200種類以上含まれていて、その中でも問題となるのがニコチンで、中枢神経に興奮と抑制をもたらし、心身に強い依存性ができます。
従って体からニコチンが切れると、煙草を吸いたいという欲求にかられる心理的依存がでてきて、イライラしたり、落ち着きがなくなったり、怒りっぽくなったりといったような精神症状が出てきて、それと同時に心拍数の減少といった身体的な症状も現れてくるため、喫煙はニコチン依存症という薬物依存の一種であると考えられるようになってきました。
さらに悪いことに、喫煙は、その煙によって周りにいる煙草を吸わない人の受動喫煙にもつながり、家庭や職場などのせまいスペースの中では、喫煙者とほぼ同様の健康被害が受動喫煙によって起こるともされています。
むしろ喫煙者が吸うフィルターの部分から出る主流煙よりも、煙草の先から出る副流煙のほうが有害物質を多く含んでいます。

煙草をやめるには

煙草をやめるには、煙草に関係するもの、煙草を連想するようなものは捨ててしまうことが一番です。
灰皿やライターなどが目に入るところにあると、どうしても吸いたくなってしまいます。
また喫煙コーナーや喫煙席、パチンコ、飲み会など、周りが煙草を吸う人が多い場所は極力避けるようにしましょう。
禁煙をはじめてしばらくは、体からニコチンを出すために冷たい水や熱いお茶を飲むと良いでしょう。
禁煙を何度か試みるもどうしても続かないという場合は、ニコチンパッチやニコチンガムなどを利用したり、禁煙外来を受診してみると良いでしょう。