

例えば、風邪をひくと、ウイルスや細菌が侵入して、それに対して免疫細胞であるマクロファージが現場に駆けつけて、敵の情報、すなわちウイルスや細菌の情報を集めて、その情報を免疫の司令塔とも言うべきT細胞に伝達します。
情報を受け取ったT細胞は、ウイルスや細菌の殺し屋であるキラーT細胞にウイルスや細菌を探して破壊するように命令します。
さらに司令塔T細胞は、ウイルスや細菌をやっつける抗体という武器製造をB細胞に命じ、多くの抗体がつくられます。
この抗体が補体と協力してウイルスに感染した細胞を破壊し、やがて風邪が治っていきます。
こうした免疫細胞の機能のエネルギー源になっているのが、食事ですが、中には過量に摂取したり食べ続けることで、かえって免疫に悪影響を及ぼすものもあります。
特に若い人や忙しい人は、揚げ物やファーストフードをよく食べるという人が多いようです。
揚げ物は腹持ちもよくエネルギー源になりますし、ファーストフードは時間がなくてもいつでもどこでもちょこっと食べれて便利です。
しかし、揚げ物やファーストフードばかり食べ、失の悪い脂質を取り入れていると、血液の中に悪玉コレステロールが溜まってきて、血管が劣化し、動脈硬化などの原因にもなります。
また、食品添加物たっぷりの食事をしていると、体内に活性酸素が増えてしまいますので、毎食毎食揚げ物やファーストフードで食事を済ませているという人は注意をしたほうがいいかもしれません。
食べ物の嗜好は人それぞれですが、健康面・免疫機能のことを考えると、甘いものやスナック菓子ばかり食べている人も、要注意です。
糖質や質の悪い脂質が多く含まれているものを多く食べていると、細胞が劣化する原因になってしまいます。
また、間食に重点が置かれていて、その一方で三度の食事がおろそかになっている人も要注意で、こうした人は、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足しやすくなりますし、糖質の取りすぎは、肥満や生活習慣病の原因にもなります。
ラーメンライス、ラーメンとチャーハンといったように炭水化物のダブル摂取は、炭水化物の過多になりやすいので注意が必要です。
丼物や麺類が好きで、こうしたものを多く摂りすぎてしまうと、対寧で余った糖質が細胞の糖化を引き起こし、組織を劣化させる原因になってしまいますし、免疫力の低下にもつながってしまいます。
免疫機能のことを考えると、食べる物もそうですが、食べる時間も大切です。
食べる時間が不規則になりがちな人は要注意で、朝食を抜いたり、深夜に夜食を食べたり、食事の時間が毎日違うような不規則な食生活は、体内時計を狂わせ、睡眠の乱れにもつながり、免疫細胞がうまく働けず、免疫機能の低下にもつながるので注意が必要です。
健康のため、免疫機能のことを考えれば、できるだけ食べる時間は一定にしたほうが良いでしょう。
