加湿器の種類と注意点 | 薬剤師トピックス

加湿器の種類と注意点 | 薬剤師トピックス

冬は、寒くてエアコンなどを使用したりしますが、どうしても部屋の中が乾燥してしまいがちで、そんな時に役立つのが加湿器です。
乾燥した冬に大活躍する加湿器ですが、ひとくちに加湿器といってもいろいろな種類があり、大きく分けて5種類に分類することができます。

オーソドックスなスチーム式加湿器

『スチーム式(加熱式)加湿器』は、水を加熱して蒸気を発生させ、それを室内に放出するしくみになっています。
このスチーム式は、加湿と同時に空気中の細菌やウイルスを減少させる効果が期待できるので健康的な面では優れているのですが、その一方で水を加熱した水蒸気を出すために電力消費が高く、火傷のリスクもあるのがデメリットになっています。

安価でも手に入る超音波式加湿器

スチーム式加湿器の他に、よく使われているのが『超音波式加湿器』で、超音波振動を利用することで水を微細な霧状にして、それを空気で中に放出することで加湿していきます。
超音波振動を利用しているために非常に静音で、しかもエネルギー効率が良いのが特徴になっています。
超音波式加湿器だと温度を上げずに加湿できるため、冬はもちろん夏の使用にも適しています。

その他の一ステムによる加湿器

『気化式加湿器』は、湿ったフィルターやウィックを使用してファンで空気を通すことにより水分を蒸発させるメカニズムの加湿器で、このシステムだと自然な加湿方法になるので、過剰な湿度を防ぐことができるため部屋の湿度が高くなりすぎることがないのがメリットになっています。
この気化式に加熱式の両方の技術を組み合わせたものとして『ハイブリッド式加湿器』があり、湿度が低いときには加熱方式で、湿度が高いときには気化方式で加湿を行うことで効率的に湿度を調整できるようになっています。
それ以外のシステムでは、回転するディスクを使用して水を霧状にし、空気中に放出する『インペラー式加湿器』があり、冷たい霧を生成し、静音性が高いのが特徴になっています。

加湿器の選びのポイント

加湿器の選びのポイントは、部屋の大きさの他に、メンテナンスの手間、音の大きさなどを考慮して選ぶと良いでしょう。
特に加湿器のサイズは、使用する部屋の広さに応じて選ぶ必要があり、小さな部屋ではポータブルタイプで十分ですし、大きな部屋や家全体となると大容量のモデルが適しています。
また加湿器は定期的な清掃が必要になってきますが、特に水タンクに水が溜まるタイプは、細菌やカビが繁殖しやすいため、手入れが簡単なものを選んでいくことが良いでしょう。
寝室や静かな環境で音が気になるという人は、静音性の高い超音波式や気化式の加湿器がオススメです。
それ以外では、自動湿度調整機能やタイマー機能、フィルターの交換時期を知らせるアラートなど、便利な機能が搭載されたものもあり、個々のライフスタイルに合った機能を持つ加湿器を選ぶことができます。

加湿器の注意点

加湿器で水道水を使用する場合は、加湿器内にミネラルが蓄積して白い粉が発生することがありますので、可能であれば、蒸留水やミネラルウォーターを使用すると良いでしょう。
加湿器は、細菌やカビの繁殖を防ぐことが重要で、特に水タンクを使用している場合は毎日洗浄し、フィルターは定期的に交換する必要があります。
きちんと手入れしないと、細菌やカビが繁殖した水からでた水蒸気を吸い込むことになりますので、かえって健康的によくないので、しっかりとこまめに清掃するようにしましょう。