歯周病の検査 | 健康トピックス

歯周病の検査 | 健康トピックス

歯周病の検査は、まずは自覚症状を聞き出し、歯周病や虫歯の既往歴、歯磨きの頻度、喫煙などの生活習慣、基礎疾患の有無などを問診します。
次に、視診触診で実際に見て、歯にプラークや歯石が付着しているかどうか、付着していたらその量や色はどうかなどを確認していきます。
歯だけでなく歯肉もその色が健康的な薄いピンク色なのか、鮮紅色から赤紫色なのか、歯周病が進んだ暗赤色なのかをチェックし、歯肉の腫れや形の異常がないか、出血や噛み合わせなどもチェックします。
さらに触診することで、プラークや歯石の硬さや古さ、歯肉の腫れ具合などを見ます。

プロービング

歯周病で、歯周ポケットが深くなってくると、歯周病菌が増殖しやすくなってしまいます。
歯周病の進行具合のチェックの1つの指標として、歯周ポケットの深さがありますが、この歯周ポケットの深さを測るのが『プロービング』で、金属製の細い器具で、先端に目盛りがついている『ポケットプローブ』という器具を使います。
ポケットプローブの先端部を歯周ポケットに差し込んで、深さを測定していくのですが、1本の歯について周囲の5~6カ所行います。
この際、もし歯肉に炎症がなければチクチクする程度で痛みは感じません。

歯の動揺度

『歯の動揺度』というと、なんか歯をぐらつかせるのかと思ってしまいますが、実は健康な歯であっても、歯根とそれをささえる歯槽骨の開いたには歯肉と歯根膜があるので、揺らせばかすかに動くのです。
これは、歯が硬いものを噛んだときに衝撃を和らげるという役割おあるのですが、歯周病で歯槽骨が溶けはじめてくると揺れ方が大きくなり、グラグラとしてきます。
『歯の動揺度』の検査は、歯槽骨のどこがどの程度溶けてしまっているのかを知る大きな手掛かりになります。

歯のX線

歯や歯槽骨の中がどうなっているのかを知るために、『X線検査』が行われます。
X線検査をすることで、歯根の状態、歯の吸収の進行具合、骨密度、歯根膜腔の様子などがわかります。

歯周病原細菌検査

『歯周病原細菌検査』は、口腔の中の細菌の数と大まかな種類を検査するもので、歯周ポケットのプラークや唾液を採って、その中に含まれる細菌を検査します。
歯周病は、初期の段階と、進行してからでは活発になる歯周病菌の種類が違うので、口腔内の歯周病菌の種類を調べることで、歯周病の重症度を知る手がかりになります。
血液中の抗体を調べる『抗体価検査』は、血液中の抗体の有無を調べることにより、歯周病菌やその毒素が体に入っているかどうかを推測します。