免疫力が上がり、風邪予防にもつながるれんこん | 健康トピックス

免疫力が上がり、風邪予防にもつながるれんこん | 健康トピックス

れんこんは、いろいろな表情を見せてくれる不思議な野菜で、薄く切っていためればサクサクとした食感が楽しめますし、大きめに切ってじっくりと煮込むとホクホクとして食感を味わえます。
れんこんは、旬は冬で、スイレン科ハス属の蓮(ハス)の地下茎が肥大したもので、水上の葉とつながり酸素を取り入れるために、れんこんには穴が空いています。

古事記・日本書紀の時代からあったれんこん

『日本れんこん』は、江戸時代以前から日本にある在来種で、すらりと長くて味も濃厚なのですが、根が深く収穫が困難であるため、中国から導人された品種が改良されていて、現在では地下茎が浅くて収穫がしやすいという点から『中国れんこん』が一般的に流通しています。
原産地は中国、東南アジア、エジプトなど諸説ありますが、日本には仏教伝来と共に、百済から伝わったといわれていて、「古事記」や「日本書紀」などにも登場しています。
れんこんの穴から「先が見通せる」ということで、縁起の良い食べ物とされていて、正月のおせちにも利用されます。
れんこんは、薄く切って炒めてシャキシャキとした食感を楽しむも良し、大きめに切ってじっくり煮込んでホクホクとした食感を楽しむも良しですが、おろして食べるのもなかなかいいものです。
れんこんをおろすことで、れんこんに含まれている食べ物の消化を助ける酵素であるアミラーゼが活性化して、疲労回復にもつながります。

れんこんに含まれる栄養成分

れんこんの主成分はでんぷんです。
れんこんには、ビタミンC、水溶性食物繊維などが多く含まれていて、免疫力のアップや、腸内環境を整える作用が期待できます。
れんこんに含まれている水溶性食物繊維は、胃の粘膜を保護し、蛋白質の吸収を高め滋養強壮効果があります。
切り口を変色させてしまうタンニンも、優れた抗酸化作用をもっています。

れんこんの選び方と保存

れんこんは、ツヤがあり傷ついていないものが良く、ふっくらとして太くて重いものがよく、穴は黒ずんでいないものを選ぶと良いでしょう。
穴が黒ずんでいるのは、時間が経つと、れんこんに含まれているポリフェノールのタンニンが酸化して変色するためです。
普通は、淡い黄色がかった薄茶色をしていて、真っ白なものは漂白されている可能性もあります。
れんこんの表皮が赤身がかっていたり、黒っぽいものは、土の中の酸化鉄によるもので、れんこんが酸素をはきだすためにできたものなので、食べるのには問題ありません。
両端の口がキュッと締まり、切り口の穴が小さく、乾いたり汚れたりしていないものが良いでしょう。
保存は、泥つきのまま湿った新聞紙に包んで冷蔵庫で保存するのがよく、切り分けたものは、切り口にラップを密着させて包み冷蔵庫に入れて保存します。