なぜ人はマウントをとりたがるのか | 薬剤師トピックス

なぜ人はマウントをとりたがるのか | 薬剤師トピックス

マウントを取るということは、自分は他人よりも優位性があるんだぞということを示そうとする行動になります。

最近マウントを取るという言葉をよく聞く

ネット社会になり、SNSなどで人がつながるようになってくると、そのコミュニケーションの場で「マウントを取る」ということはよく見られるようになり、ネット時代、SNSの時代になってから、「マウントを取る」というような言葉が一般化してきたような気がします。
「マウント」とは、元々動物の行動に由来する言葉になっていて、特にサルが他の個体に馬乗りになって優位性を示す行為を指しています。
人間は猿とは違うので、まさか他人の上に馬乗りになってなんてことはありませんが、人間社会においては、これが言葉や態度を通じて表現されるようになったのです。
例えば、自分の学歴、職業、収入、家庭環境などを自慢することによって相手を見下し、自分の優位性をアピールする「マウンティング」が行われるようになったのです。

マウントを取りたがるの心理

マウントを取りたがるの心理には、自己肯定感の低さ、承認欲求の強さなどがあります。
マウントを取ることは、他人からの承認を求める欲求の表れであるとよく言われます。
自分が他人よりも優れていることをアピールし、それが認められることで、自己価値を高めようとするのです。
また矛盾するような感じを受けるかもしれませんが、マウントを取る人を観察していると、その多くは実は自己肯定感が低い傾向にあるのです。
これは、自分に自信がないため、他人を見下すことにより、相対的に一時的に自分の価値を感じようとするのです。
心理学的には、他人を貶めることで自分の優位性を確認し、安心感を得るというメカニズムらが働いています。
社会に出ると、常に他人との比較が行われたりするため、マウントを取ることで優越感を得ようとする人が増えてきてしまいます。
自分が他人よりも優れていると感じることで、ストレスや不安を軽減しようとします。
優越感を得たいという一方で、マウントを取る人は、心の奥底で自分が劣っていると感じていることが多く、そのために他人を見下すことで、想定的に周りを低くして自分の劣等感を隠そうとしますが、これは一種の自己防衛と言え、他人を攻撃することで自分を守ろうとする心理になるのです。

マウントを取る人への対処法

マウントを取られた側の立場になってみると、マウントを取ってくる人はたまったもんじゃありません。
そんなマウントを取ってくる人に対しては、感情的にならず、冷静に受け流すことが重要です。
一方でマウントを取ってしまいがちな人は、自己肯定感を高めるようにするのが良く、そのためには、自分の強みや価値を再確認し、他人と比較するのではなく、自分自身の成長に目を向けるようにすると良いでしょう。