新型コロナ・インフルエンザやノロウイルス、風邪などの予防

新型コロナ・インフルエンザやノロウイルス、風邪などの予防

新型コロナ・インフルエンザやノロウイルス、風邪などは、できれば感染したくないものですが、日常生活におけるちょっとした注意でも感染のリスクが変わってきます。

新型コロナ・インフルエンザ・ノロウイルス・風邪の治癒

新型コロナ・インフルエンザノロウイルス風邪などの多くは安静に寝ていれば治りますがが、中には重症化するケースもあります。
新型コロナ・インフルエンザノロウイルス風邪などの感染症は、感染して症状が出てくるつらいものがあります。

でも、風邪などは放っておいてもいずれは自然治癒力によって数日で自然に治っていくものです。

 

インフルエンザに関しては健康成人であれば、3~4日も安静にしていれば回復していきます。
しかし、中には重症化して、肺炎や脳症につながる合併症を引き起こすケースもあり、免疫力が低下している高齢者や子供は特に注意が必要です。

新型コロナ・インフルエンザ・ノロウイルス・風邪の予防

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感染症の予防の基本は、細菌・ウイルスを体内に入れないことです。

 

そのためには、手洗いやこまめなうがいなどが有効で、体についたウイルスを洗い流すことが有効です。
体の免疫力を保つためにも、部屋の温度を適正に保ち、睡眠や栄養をたっぷりとることも大切です。

ウイルスが入ってくる経路を絶て!

インフルエンザ・ノロウイルス・風邪の一番の予防は、細菌やウイルスを体内に入れないことですが、それでは細菌やウイルスはどのような経路で体内に入ってくるのでしょうか。
敵の進入ルートを確認し、そこに対する対策が重要になってきます。

 

新型コロナ

新型コロナの場合は、主な感染ルートは飛沫感染と接触感染、それにエアロゾル感染と言われています。
感染者がくしゃみや咳をしたとき、唾などの飛沫と一緒にウイルスも放出され、それを口や鼻から吸い込むことで感染していきます。
また新型コロナに感染した人が触ったドアノブや手すり・つり革などを触った手で口や鼻の粘膜を触るとそこから接触感染する可能性もあります。
さらに、エアロゾル感染の可能性も指摘されていて、閉鎖された空間に密に集まり騒ぐような環境で感染しやすいとされています。
このため、感染を防ぐためには、いわゆる3密をさける(集まらない、近づかない、密閉空間にしない)ことが有効と言われています。

 

インフルエンザ

インフルエンザの場合は、主な感染ルートは飛沫感染です。
インフルエンザの人がくしゃみや咳をしたとき、唾などの飛沫と一緒にインフルエンザウイルスも放出され、それを口や鼻から吸い込むことで感染していきます。
学校や満員電車など人が多く集まる場所で感染のリスクが高まります。
また、インフルエンザは接触感染によっても感染します。
インフルエンザの人が鼻をかんだ手でドアノブや手すり・つり革などを触り、それらを触った手で口や鼻の粘膜を触るとそこから感染していきます。

 

風邪

風邪(主にライノウイルス)の場合は、風邪をひいている人の咳やくしゃみで空中に飛び散ったウイルスを介して感染する飛沫感染の場合もありますが、多くは、風邪をひいている人が鼻を触った手などでドアノブ、エレベーターのボタン、電話、つり革、手すりなどいろいろなものに触ることで、そこにウイルスが付着し、別の人がそこに触ることで触った人の手にウイルスが付着します。その手で口や鼻を触ると粘膜からウイルスが感染していくルートが感染の主なルートです。

 

ノロウイルス

ノロウイルスは、経口感染として汚染されたカキなどの二枚貝を生で食べたりしたときに感染します。また感染している調理者や配膳者から食材や食器を介して感染することもあります。
その他、感染者の嘔吐物や便と接触したり、吸い込んだりすることで接触感染や飛沫感染、さらに空気感染を起こすこともあります。

 

インフルエンザや風邪を予防する

インフルエンザや風邪は、飛沫感染や接触感染、ノロウイルスはさらに空気感染でも感染します。インフルエンザや風邪を予防するには、正しい手洗い、こまめなうがい、周囲にうつさないためのマスクなど咳エチケットとしての配慮も大切です。