
おなかのもみ上げをすることで、内臓の調子があがり、良い姿勢がとりやすくなり、血液やリンパの循環が改善されます。そうすることで疲れが取れやすくなったり睡眠の質が向上したりしてくるのです。
それでは、さっそく、おなかもみ上げのやり方について説明していきます。
おなかもみ上げを行うときの姿勢ですが、次のうちのいずれかで行います。
おなかを手でさする準備段階が終わったら、いよいよ8つのエリアを、もみ上げていきます。
図で示した部分が、それぞれ関係している主な内臓です。
8つのエリアを押していって、痛かったり硬くなっている部分が疲れている部分になりますので、ここを重点的にもみ上げていきます。
実際に、おなかもみ上げをする8つのエリアのポイトは、ヘソから指4本分移動した場所になります。
ちなみに、3と5は、肋骨近くになるはずです。
押し方のポイントは、押す順番は、1から8まで番号の順に沿って押していきます。
両手の人差し指・中指・薬指の3本を揃えた状態で、小指は自然に添えるような感じで押していきます。
押す強さは、指の第一関節まで隠れるくらいの感じで押します。
おなかはデリケートな部分です。痛すぎないように注意しましょう。
おなかもみ上げの基礎編として、押していって痛かったり、硬かったりした部分について、おなかもみ上げを行っていきます。
まずは基礎編として、押した状態で中を軽く揺さぶるイメージで上下に揺さぶってみます。
1から8までの部分を押していった時の要領で、指の第一関節まで隠れるくらいの感じで押した状態から、中を軽く揺さぶるイメージで上下に揺らしてみます。
上級編として、押した状態で中を円を描くように揺さぶるイメージで刺激をします。
指の第一関節まで隠れるくらいの感じで押した状態から、そのままぐるぐると回す感じで、おなかに向かって時計回りに回して刺激をします。
上下に揺らす時とくらべて1.4倍の刺激が得られると言われています。
1セット、時間としてだいたい1分から2分程度行うと良いでしょう。
1日のうちに何回やってもOKですが、お風呂上りから寝る直前までの間がベストタイムです。
おなかもみ上げの方法について、わかりやすく動画でもまとめてみましたので、ご参考にしてください。
なお、こちらはテレビで紹介されていたもので、具体的な内容については、1日1分で人生が変わるおなかもみ上げ をご覧ください。