内臓の疲れをとるおなかもみ上げ

内臓の疲れをとるおなかもみ上げ

内臓が疲れてくると姿勢が悪くなり体全体も疲れやすくなってきたり、質の良い睡眠がとれなくなってきたりします。内臓の疲れをとる方法の一つとして話題になっている『おなかもみ上げ』について簡単に解説してみました。

おなかもみ上げのやり方

おなかのもみ上げをすることで、内臓の調子があがり、良い姿勢がとりやすくなり、血液やリンパの循環が改善されます。そうすることで疲れが取れやすくなったり睡眠の質が向上したりしてくるのです。

 

準備段階での3つのおなかさすり

それでは、さっそく、おなかもみ上げのやり方について説明していきます。
おなかもみ上げを行うときの姿勢ですが、次のうちのいずれかで行います。

  •  椅子に座る
  •  仰向けで両膝を立てる

    ですので自宅でも、オフィスでも1分から2分もあればできるものになっています。



    おなかもみ上げのやり方




    準備段階として、まずはおなかを手でさすっていきます。
    図で示した1から3の場所を手でさすっていきます。


    1. 肋骨ののすぐ下の壁際のラインを左右同時に10往復さすっていきます。
    2. 股関節の部分のラインを左右同時に10往復、ちょうどコマネチをするようにさすっていきます。
    3. おなか全体に円を描くような形で、10回転、おなかに向かって時計回りに10回転させてさすっていきます。
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    8つのエリアのもみ上げ

    おなかを手でさする準備段階が終わったら、いよいよ8つのエリアを、もみ上げていきます。

    onakamomiage

    図で示した部分が、それぞれ関係している主な内臓です。
    8つのエリアを押していって、痛かったり硬くなっている部分が疲れている部分になりますので、ここを重点的にもみ上げていきます。

    onakamomiage

    実際に、おなかもみ上げをする8つのエリアのポイトは、ヘソから指4本分移動した場所になります。
    ちなみに、3と5は、肋骨近くになるはずです。

    onakamomiage

    押し方のポイントは、押す順番は、1から8まで番号の順に沿って押していきます。
    両手の人差し指・中指・薬指の3本を揃えた状態で、小指は自然に添えるような感じで押していきます。
    押す強さは、指の第一関節まで隠れるくらいの感じで押します。
    おなかはデリケートな部分です。痛すぎないように注意しましょう。

    おなかもみ上げ(基礎編・上級編)

    おなかもみ上げ(基礎編)

    おなかもみ上げの基礎編として、押していって痛かったり、硬かったりした部分について、おなかもみ上げを行っていきます。
    まずは基礎編として、押した状態で中を軽く揺さぶるイメージで上下に揺さぶってみます。
    1から8までの部分を押していった時の要領で、指の第一関節まで隠れるくらいの感じで押した状態から、中を軽く揺さぶるイメージで上下に揺らしてみます。

     

    おなかもみ上げ(上級編)

    上級編として、押した状態で中を円を描くように揺さぶるイメージで刺激をします。
    指の第一関節まで隠れるくらいの感じで押した状態から、そのままぐるぐると回す感じで、おなかに向かって時計回りに回して刺激をします。
    上下に揺らす時とくらべて1.4倍の刺激が得られると言われています。

     

    1セット、時間としてだいたい1分から2分程度行うと良いでしょう。
    1日のうちに何回やってもOKですが、お風呂上りから寝る直前までの間がベストタイムです。

     

    おなかもみ上げのやり方・動画でのまとめ

    おなかもみ上げの方法について、わかりやすく動画でもまとめてみましたので、ご参考にしてください。

     

    なお、こちらはテレビで紹介されていたもので、具体的な内容については、1日1分で人生が変わるおなかもみ上げ をご覧ください。